英語語源

英語の語源「sect-」は「切る、分ける」を表す

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クイズ

「insect(昆虫)」の語源は何でしょうか?

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「insect」は「中に切れ込みがある生き物」

よく「部門」のことを「セクション(section)」と日本語でも呼んでいるように、「sect-」「切る、分ける」を表します。

section【ˈsekʃn】

:区分、部門、セクション、コーナー
=【sect(切る、分ける)】+【ion(もの)】
(切り分けられたもの)

Ex) the frozen food section in the supermarket
(スーパーマーケット内の冷凍食品コーナー)

そして、「insect」「in+sect」に分けられ、このような成り立ちになります。

答え

insect【ˈɪnsekt】

:昆虫
=【in(中に)】+【sect(切る、分ける)】
(中に切れ込みがある生き物)

少し、意外な語源ですね。

それでは以下、「sect-」のついた英単語を紹介します。

語源「sect-(切る、分ける)」が入った英単語

intersection【ˈɪntərsekʃn】

:交差点
=【inter(間の)】+【sect(切る、分ける)】+【ion(もの)】
(間に切り込むところ)

sector【ˈsektər

:部門、セクター
=【sect(切る、分ける)】+【or(人、もの)】

Ex) the agricultural sector
(農業部門)

dissect【daɪˈsekt / dɪˈsekt】

:解剖する
=【dis(離れて)】+【sect(切る、分ける)】

Ex) We dissected a frog in science class.
(私たちは理科の授業でカエルを解剖した)

bisect【baɪˈsekt】

:2つに分ける
=【bi(2)】+【sect(切る、分ける)】

sex【seks】

:性別
(男と女に分けたもの、から)

以上、英語の語源「sect-」について、でした。

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ABOUT ME
金沢優
金沢優
英語講師、小説家
石川県出身。上智大学法学部国際関係法学科を卒業後、マスコミ業界へ。

その後、学習塾、英会話スクール教室長、大手英会話スクールの本部勤務を経験。その中で、日本の英語教育の「大きな問題点」に気付く。

2017年、脚本賞を受賞した「もしも高校四年生があったら、英語を話せるようになるか」を幻冬舎より出版(重版4回達成)「英語に失敗した大人世代」から大きな共感を得る。

現在は一般企業にて英語を使って働きながら、主にInstagramを通し、学び方についても発信中。その他にも講演会の実施やテレビ出演など。
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