英語の語源「bat, beat」は「叩く」を表す
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金沢優のイメージ・語源で考える英語・英会話
英語の語源「cycl-, circ-, search-」 は「輪」を表す
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花の「シクラメン（cyclamen）」の語源は何でしょうか？
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元はギリシア語の「kyklos（輪）」が由来
「シクラメン（cyclamen）」は「cycl-」で始まっていますが、これは「サイクリング（cycling）」と同じ語源です。
つまり、「輪」の意味です。
cyclamen【ˈsaɪkləmən】
:シクラメン
この名前は「球根が丸い」、または「花が螺旋状に巻く」ところから付いた名前と言われています。
このように、「cycl-」で始まるものは、「輪」を表します。元はギリシア語の「kyklos（輪）」が由来。
cycle【ˈsaɪkl】
:輪
cycling【ˈsaɪklɪŋ】
:サイクリング、自転車競技
同様に、「一輪車」は「unicycle」（「uni-」は「一つの」）、「二輪車」は「bicycle」（「bi-」は「二つの」）、「三輪車」は「tricycle」で表します。
unicycle 【ˈjuːnɪsaɪkl】
:一輪車
=【uni-（１つ）】＋【cycle（輪）】
bicycle【ˈbaɪsɪkl】
:二輪車
=【bi-（２）】＋【cycle（輪）】
tricycle 【ˈtraɪsɪkl】
:三輪車
＝【tri-（３つ）】＋【cycle（輪）】
ニュアンスが掴めると、少しは覚えるのも楽に、そして楽しくもなりますよね。
以下、「cycl-, circ-, search-」が入った英単語を紹介します。全て、「輪」のニュアンスです。
Cycl-
cyclone【ˈsaɪkləʊn】
:サイクロン（インド洋北部・インド洋南部・太平洋南部などで発生した熱帯低気圧）
cylinder【ˈsɪlɪndər】
:円柱
encyclopedia【ɪnˌsaɪkləˈpiːdiə】
:百科事典
=【en（中に）】＋【cycl-（円）】＋【pedia（教育）】
（幅広いことを知る、という意味）
recycle【ˌriːˈsaɪkl】
:再生利用する
=【re（再び）】＋【cycle（輪）】
Ex) The company recycles plastic.
（その会社はプラスチックを再利用している）
Circ-
circle【ˈsɜːrkl】
:輪、円
（ラテン語の「circus（輪）」が由来）
circuit【ˈsɜːrkɪt】
:サーキット
=【circu-（輪）】＋【it（行く）】
circulate【ˈsɜːrkjəleɪt】
:循環する
=【circle（輪）】＋【-ate（する）】
Ex) Blood circulates through the body.
（血液は身体中を循環する）
circumstance【ˈsɜːrkəmstæns】
:状況
=【circum-（周り）】＋【-stance（立つ）】
Ex) We have to adapt to changing circumstances.
（私たちは変わりゆく状況に適応しないといけない）
circus【ˈsɜːrkəs】
:サーカス
（円形のステージの興行のため）
encircle【ɪnˈsɜːrkl】
:取り囲む
=【en-（…にする）】＋【circle（円）】
Ex) The chess pawn is encircled by the opponent’s pieces.
（ポーンは敵のコマに囲まれた）
semicircle【ˈsemisɜːrkl】
:半円
=【semi-（半分）】＋【circle（円）】
Search
search【sɜːrtʃ】
:探す、捜索する
（「周りを探す」ことから）
Ex) He’s searching for butterflies.
（彼は蝶を探している）
research【riːsɜːrtʃ】
:研究する、調査する
=【re-（強意）】＋【search（探す）】
Ex) She’s researching a new disease.
（彼女は新しい病気を調査している）
以上、英語の語源「cycl-, circ-, search-」について、でした。
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ABOUT ME
石川県出身。上智大学法学部国際関係法学科を卒業後、マスコミ業界へ。
その後、学習塾、英会話スクール教室長、大手英会話スクールの本部勤務を経験。その中で、日本の英語教育の「大きな問題点」に気付く。
2017年、脚本賞を受賞した「もしも高校四年生があったら、英語を話せるようになるか」を幻冬舎より出版（重版4回達成）「英語に失敗した大人世代」から大きな共感を得る。
現在は一般企業にて英語を使って働きながら、主にInstagramを通し、学び方についても発信中。その他にも講演会の実施やテレビ出演など。
その後、学習塾、英会話スクール教室長、大手英会話スクールの本部勤務を経験。その中で、日本の英語教育の「大きな問題点」に気付く。
2017年、脚本賞を受賞した「もしも高校四年生があったら、英語を話せるようになるか」を幻冬舎より出版（重版4回達成）「英語に失敗した大人世代」から大きな共感を得る。
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