英語イディオム「be skating on thin ice」の意味は何でしょう?
「薄氷」上をスケートしている感覚
これはイメージすると簡単かもしれませんが、「be skating on thin ice」は「薄氷(thin ice)上をスケートしている=危ないことをしている、危ない橋を渡っている、リスクを冒している」ニュアンスになります。
Ex) She’s skating on thin ice by lying to the police.
(彼女は警察に嘘をつくという、危ない橋を渡っている)
その他の例文です。
- You’re skating on thin ice, showing up late for work every day.
(毎日仕事に遅れていってるなんて、危ないことしているよなあ)
- You’re skating on thin ice, young lady.
(大変なことになるかもしれなくってよ、お嬢さん)
ちなみに「(厚みが)薄い」は「thin」の感覚です。
「thin」のイメージ例文
I have a thin laptop.
(私は薄いノートパソコンを持っています)
しかしながら、「(味が)薄い」のは「weak」になるので、要注意です。
「weak」のイメージ例文
The coffee is weak.
(そのコーヒーは味が薄い)
氷が薄いのはもちろん、厚みの方なので、「thin」を使います。
以上、英語イディオム「be skating on thin ice」について、でした。
ABOUT ME
石川県出身。上智大学法学部国際関係法学科を卒業後、マスコミ業界へ。
その後、学習塾、英会話スクール教室長、大手英会話スクールの本部勤務を経験。その中で、日本の英語教育の「大きな問題点」に気付く。
2017年、脚本賞を受賞した「もしも高校四年生があったら、英語を話せるようになるか」を幻冬舎より出版(重版4回達成)「英語に失敗した大人世代」から大きな共感を得る。
現在は一般企業にて英語を使って働きながら、主にInstagramを通し、学び方についても発信中。その他にも講演会の実施やテレビ出演など。