「a-」始まりの「後置修飾」しかできない形容詞
「a-」で始まる形容詞は元々「on+名詞」だった
答えは「sleeping」になります。
「asleep」は「眠っている」の意味ですが、この「a-」から始まる幾つかの形容詞は名詞の前に置くことはできず、必ず後置修飾の形を取ります。
The baby is sound asleep.
(その赤ちゃんはぐっすり眠っている)
そもそもこの「a-」で始まる形容詞は、元々「on+名詞」という前置詞のカタマリでした。
そのためそれらはもちろん名詞の前には置けず、絶えず後ろから修飾することになります。
その他に「awake(起きている)」も同じ仲間で、後ろから修飾します。
The woman awake in bed.
(その女性はベッドの中で起きている)
もちろん、「the awake woman」とはできないので、注意です。
以下、その他の「a-」で始まる後置修飾の形容詞を紹介しますので、目を通してみて下さい。
後置修飾しかできない「a-」始まりの形容詞
afraid【əˈfreɪd】
:恐れている、怖い
Ex) He’s afraid of ghosts.
(彼は幽霊が怖い)
ashamed【əˈʃeɪmd】
:(罪の意識を感じて、自分の中で)恥ずかしい
Ex) She’s ashamed that she got caught cheating on the test.
(彼女はカンニングがバレて、恥ずかしい思いでいっぱいだ)
alike【əˈlaɪk】
:似ている
Ex) The two girls are much alike.
(その二人の少女はとてもよく似ている)
alone【əˈləʊn】
:一人で
Ex) I was all alone in the office yesterday.
(私は昨日、ずっとオフィスで一人だった)
alive【əˈlaɪv】
:生きている
Ex) It was a bad accident – she’s lucky to be alive.
(それはひどい事故だったが、幸いにも彼女は生きていた)
apart【əˈpɑːrt】
:離れた
Ex) The children have never been apart before.
(その子供たちは今まで一度も離れたことがない)
aware【əˈwer】
:気づいている
Ex) She is acutely aware of the problem.
(彼女は問題を痛感している)
以上、「a-」で始まる後置修飾の形容詞について、でした。