形容詞

「”佐藤”はとてもポピュラーな苗字です」を英語で考えると?

管理者

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クイズ

『「佐藤」はとてもポピュラーな苗字なんです』などと日本語では言いますが、英語でも使えるでしょうか?

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「popular」は「人気のある」意味

まず、「popular」を英英辞書で確認すると、こうあります。

popular
:liked or enjoyed by a large number of people

Oxford Learners’ Dictionaries

つまり、「popular」とは「沢山の人に好かれている、愛されている」ニュアンスです。

「popular」のイメージ例文

Shibuya is popular with foreigners.
(渋谷は外国人に人気がある)

こんな感じですね。渋谷はとても人気があります。

そして、もちろん「佐藤」姓は嫌われてはいません。好きな人もいるでしょう。

注意

しかしながらこの場合、私たちが「ポピュラー」で使っているその意味合いは、「ありふれている、よくある」というニュアンスです。好き好んで、その苗字を選んだわけではありません。

そうなると、この場合は「popular」ではなく、「ありふれた、よくある」という形容詞を使わないといけなくなります。

そして、そのニュアンスがピタリと一致するのは「common」になります。

答え

Sato is a common surname.
(「佐藤」はとてもありふれた苗字なんです)

ただし、「名前」は違います。名前は好き好んで選ぶものなので、「popular」が使えます。例えば「翔平」という名前が人気であれば、「Shohei is a popular name.」でOKです。

「common」の例文を少し紹介します。

  • common spelling mistake
    (よくあるスペルミス)
  • Breast cancer is the most common form of cancer among women in this country.
    (乳がんは、この国の女性に最も多いがんである)
  • Influenza is very common now.
    (インフルエンザが今、大流行している)

上の例文のように、「流行の病気」も「common」で表現できます。「ありふれた=流行っている」のニュアンスですね。

「common」はこのように、常にポジティブな「popular」と違って、いい意味にも、悪い意味にも使えます。

以上、「common」の感覚について、でした。

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ABOUT ME
金沢優
金沢優
英語講師、小説家
石川県出身。上智大学法学部国際関係法学科を卒業後、マスコミ業界へ。

その後、学習塾、英会話スクール教室長、大手英会話スクールの本部勤務を経験。その中で、日本の英語教育の「大きな問題点」に気付く。

2017年、脚本賞を受賞した「もしも高校四年生があったら、英語を話せるようになるか」を幻冬舎より出版(重版4回達成)「英語に失敗した大人世代」から大きな共感を得る。

現在は一般企業にて英語を使って働きながら、主にInstagramを通し、学び方についても発信中。その他にも講演会の実施やテレビ出演など。
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