和製英語

「クレーム」は和製英語?ー正しい「claim」の使い方

管理者

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クイズ

The customer ____ our service.
(その顧客は私たちのサービスに不満を言った)

A)claimed B)complained about

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「claim」に不満を言う意味はない

答えは「B」になります。

答え

B)complained about

The customer complained about our service.
(その顧客は私たちのサービスに不満を言った)

「クレーム」は有名な和製英語の一つですね。

そもそも「claim」は「…だと強く主張する」意味です。

「claim」のイメージ例文

The company claims that it is not responsible for the pollution in the river.
(その会社は川の汚染に何の責任もないと主張している)

この強い主張のイメージが「クレーム」に繋がっていったのかもしれませんが、英語の「claim」には「不満を言う」意味はありません

「claim」の例文を紹介します。

  • He claims to have met the president, but I don’t believe him.
    (彼は大統領にあったと言っているが、私は信じない)
  • After disappointing box office results, newspapers claimed the show to be a failure.
    (興行成績が期待外れだったため、新聞各紙はそのショーは失敗だったと主張した)

ニュアンス的に「強め、厳しめな主張」のイメージですね。

では、どうすれば日本語の「クレームを言う」という状況を表現できるかというと、動詞「complaint」がピッタリになります。意味はそのまま「不満を言う」です。

「complaint」のイメージ例文

The customer complained about our service.
(その顧客は私たちのサービスに不満を言った)

このように「complaint」は自動詞で、その後ろに「about」をよく付けます

また、名詞としてもよく使うので、以下紹介します。

  • I have a complaint.
    (クレームがあるんですけど)
  • I’m here to make a complaint.
    (クレームを言いに来ました)

特にビジネスのシーンではよく使うので、慣れておく必要があります。

以上、「クレーム」について、でした。

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ABOUT ME
金沢優
金沢優
英語講師、小説家
石川県出身。上智大学法学部国際関係法学科を卒業後、マスコミ業界へ。

その後、学習塾、英会話スクール教室長、大手英会話スクールの本部勤務を経験。その中で、日本の英語教育の「大きな問題点」に気付く。

2017年、脚本賞を受賞した「もしも高校四年生があったら、英語を話せるようになるか」を幻冬舎より出版(重版4回達成)「英語に失敗した大人世代」から大きな共感を得る。

現在は一般企業にて英語を使って働きながら、主にInstagramを通し、学び方についても発信中。その他にも講演会の実施やテレビ出演など。
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