「clock」を使った表現の一つに「around the clock」があります。どういう意味になるか、イメージと一緒に考えてみましょう。
「around」はぐるりと回る感覚
「around」は「a(状態)+round(丸い)」で成り立っており、「ぐるりと回る」感覚です。
They’re sitting around the table.
(彼らはテーブルを囲んで座っている)

そしてもちろん時計も丸いので、「around the clock」で「ぐるぐると時計が回る感覚=昼も夜も、24時間ぶっ通しで」のニュアンスになります。
例文を見てみましょう。
They worked around the clock to solve the problem.
(彼らはその問題を解決するため、24時間ぶっ通しで働いた)

もう一つ例文を紹介します。
Online stores are open around the clock.
(オンラインストアは24時間いつでも開いている)

「against the clock」の意味は?
もう一つ「clock」を使った表現に「against the clock」がありますので、合わせて考えてみましょう。
「against」は「…に反して、相反する」イメージです。
They’re walking against the wind.
(彼らは逆風の中、歩いている)

矢印で表すと、「⇆」の感覚ですね。
そして、ここに「clock」を組み合わせると、どういう意味になるのか。
答えは「against the clock」で「時間に追われて」の意味になります。
例文を見てみましょう。
I’m working against the clock to finish the report by Thursday.
(私は木曜締め切りのレポートを仕上げるため、時間に追われている)

「時の流れ」に対抗している(against)感覚ですね。合わせて覚えておいてみて下さい。
覚えた表現は、オンラインレッスン中に使っていく中で定着していきます。
全て「無料体験」がありますので、自分に合ったスクールや講師が見つかるまで、色々と試してみて下さい。