英語語源

英語の語源「hydro-」は「水」を表す

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「hydrangea(紫陽花)」の語源は何でしょうか?

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「hydro-」はギリシア語で「水」を表す

「hydro-」がつく英単語は沢山あります。

例えば「水」の化学式は「H20」ですが、その「H(水素)」は「hydrogen」の略です。

hydrogen【ˈhaɪdrədʒən】

:水素
=【hydro(水)】+【gen(種、生まれる)】

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このように、「hydro-」はギリシア語起源で「水」を表します。

「水素爆弾」もそのため「hydrogen bomb」で、「水力発電の」「hydroelectric」と言います。

hydrogen bomb【ˈhaɪdrədʒən bɑːm】

:水素爆弾

hydroelectric【ˌhaɪdrəʊɪˈlektrɪk】

:水力発電の
=【hydro(水)】+【electric(電気の)】

Ex) This machine uses the hydroelectric power.
(この機械は水力発電を使っている)

そして、梅雨の代名詞と言えば、「紫陽花(あじさい)」ですが、これも英語では「hydrangea」と言い、「hydro-」が付いていますね(「o」は「a」に変化)

クイズの答えはこうなります。

hydrangea【haɪˈdreɪndʒə】
:紫陽花
=【hydro(水)】+【angea(容器)】

発音はカタカナで表すと、「ハイドレンジャア」になります。

「angea」部分は「容器」を表し、hydrangea「水の容器」と考えます。

その他にもまだ、「hydro-」が入っている英単語がありますので、合わせて紹介します。

語源「hydro-」が入った英単語

fire hydrant【ˈfaɪər haɪdrənt】

:消火栓

carbohydrate【ˌkɑːrbəʊˈhaɪdreɪt】

:炭水化物
=【carbon(炭素)】+【hydro(水)】

hydroplane【ˈhaɪdrəpleɪn】

:水上飛行機
=【hydro(水)】+【plane(飛行機)】

hydrophobia【ˌhaɪdrəˈfəʊbiə】

:狂犬病 (恐水症)
=【hydro(水)】+【phobia(恐怖症)】

狂犬病になると、水を飲み込んだ時に痙攣と痛みが喉に生じるため、水を恐れるようになることから。

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dehydration【ˌdiːhaɪˈdreɪʃn】

:脱水症状
=【de(離れる)】+【hydro(水)】

Hydra【ˈhaɪdrə】

:ヒドラ(ギリシア神話で、英雄ヘラクレスに倒された、9つの頭を持つ海蛇のこと)

以上、英語の語源「hydro-」について、でした。

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ABOUT ME
金沢優
金沢優
英語講師、小説家
石川県出身。上智大学法学部国際関係法学科を卒業後、マスコミ業界へ。

その後、学習塾、英会話スクール教室長、大手英会話スクールの本部勤務を経験。その中で、日本の英語教育の「大きな問題点」に気付く。

2017年、脚本賞を受賞した「もしも高校四年生があったら、英語を話せるようになるか」を幻冬舎より出版(重版4回達成)「英語に失敗した大人世代」から大きな共感を得る。

現在は一般企業にて英語を使って働きながら、主にInstagramを通し、学び方についても発信中。その他にも講演会の実施やテレビ出演など。
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