「インフルエンザ」につくのは「a」?「the」?
管理者
「風邪」と「インフル」の感覚の違い
答えは「the」になります。
まず、風邪(cold)の場合はよく「a」を付けます。
「風邪(cold)」のイメージ例文
I caught a cold from my husband.
(私は夫から風邪を移された)
ちなみに風邪を引く行為は「get/catch (a) cold」で表し、「a」はなくても構いません。
一方、風邪を引いている状態を表す場合は「have a cold」と「a」が必要です。
しかしながら、風邪には「the」は付けません。
それに対し、「インフルエンザ(よく略して「flu」と言います)」は、確実に「the」を付けます。
「インフルエンザ(flu)」のイメージ例文
I had the flu, but I’m better now.
(インフルエンザにかかったけど、今は良くなりました)
風邪とインフルの何が違うかと言うと、インフルは風邪と違って、「流行」や「決まった症状」があります。そして「今流行っている、あの型のことだよ」というニュアンスが「the」と相性がいいわけです。
しかしながら、風邪は年中通し、幅広く誰でも引くもので、流行りもありません。症状だって無数にあります。病原菌も沢山あり、「その一つにかかったよ」というニュアンスが「a」と相性がいいわけです。
年中色んな症状でかかってしまう風邪が「a」の扱いで、決まった時期に決まった症状が出るインフルがビシッと決まる「the」の扱いになるのは、何となく感覚的に掴めると思います。
以上、「インフル」と「風邪」について、でした。
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