the

「インフルエンザ」につくのは「a」?「the」?

管理者

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クイズ

I had ____ flu, but I’m better now.
(インフルエンザにかかったけど、今は良くなりました)

A)a B)the

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「風邪」と「インフル」の感覚の違い

答えは「the」になります。

答え

B)the

I had the flu, but I’m better now.
(インフルエンザにかかったけど、今は良くなりました)

まず、風邪(cold)の場合はよく「a」を付けます。

「風邪(cold)」のイメージ例文

I caught a cold from my husband.
(私は夫から風邪を移された)

ちなみに風邪を引く行為は「get/catch (a) cold」で表し、「a」はなくても構いません。

一方、風邪を引いている状態を表す場合は「have a cold」と「a」が必要です。

しかしながら、風邪には「the」は付けません

それに対し、「インフルエンザ(よく略して「flu」と言います)」は、確実に「the」を付けます

「インフルエンザ(flu)」のイメージ例文

I had the flu, but I’m better now.
(インフルエンザにかかったけど、今は良くなりました)

風邪とインフルの何が違うかと言うと、インフルは風邪と違って、「流行」や「決まった症状」があります。そして「今流行っている、あの型のことだよ」というニュアンスが「the」と相性がいいわけです。

しかしながら、風邪は年中通し、幅広く誰でも引くもので、流行りもありません。症状だって無数にあります。病原菌も沢山あり、「その一つにかかったよ」というニュアンスが「a」と相性がいいわけです。

年中色んな症状でかかってしまう風邪が「a」の扱いで、決まった時期に決まった症状が出るインフルがビシッと決まる「the」の扱いになるのは、何となく感覚的に掴めると思います。

以上、「インフル」と「風邪」について、でした。

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ABOUT ME
金沢優
金沢優
英語講師、小説家
石川県出身。上智大学法学部国際関係法学科を卒業後、マスコミ業界へ。

その後、学習塾、英会話スクール教室長、大手英会話スクールの本部勤務を経験。その中で、日本の英語教育の「大きな問題点」に気付く。

2017年、脚本賞を受賞した「もしも高校四年生があったら、英語を話せるようになるか」を幻冬舎より出版(重版4回達成)「英語に失敗した大人世代」から大きな共感を得る。

現在は一般企業にて英語を使って働きながら、主にInstagramを通し、学び方についても発信中。その他にも講演会の実施やテレビ出演など。
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