「the」をつける固有名詞
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金沢優のイメージ・語源で考える英語・英会話
She’s ____ only person for this job.
(この仕事には彼女しかいない)
A)an B)the
答えは「the」になります。
B)the
She’s the only person for this job.
(この仕事には彼女しかいない)
まず「the」は「唯一のもの」の前に付きます(形容詞用法)
「太陽(sun)」や「水平線(horizon)」が正しくそうですね。
The sun is shining above the horizon.
(太陽が水平線の上で輝いている)
「どの太陽?どの水平線?」とはなりませんよね。このように、唯一に決まるものに「the」を付けます。
そして「only」の意味は「唯一の」なので、必然的に「the」が伴うことになります。
She’s the only person for this job.
(この仕事には彼女しかいない)
その他の例文を見てみましょう。
よく「only」の前に「the」がついていたのは、こういう理由からです。
しかしながら、「only」の前に「the」ではなく「a(n)」がつくこともあります。
それは例えば「一人っ子(only child)」の場合です。
I’m an only child.
(僕は一人っ子なんだ)
ではなぜこの場合は「a(n)」になるかというと、「(世の中に沢山いる中の一人の)一人っ子」というニュアンスになるからです。
「自分が一人っ子」だと伝えたい時に、「I’m the only child.」と言ってしまうと、「私がその唯一の子供だ」と響いてしまうので、ちょっと変ですよね。
以上、「only」について、でした。