「reach」?「reach to …」?ー動詞「reach」の使い方
管理者
手を伸ばして届くイメージ
この場合、「to」は不要です。
「reach」は「届く」で覚えますが、手などをぐっと伸ばし、触っているイメージなので、到達点が高いイメージになります。
動詞「reach」のイメージ例文−①
He finally reached the top of the mountain.
(彼はついに山頂に達した)
このように「to」を挟まず、すぐに「達したもの」を目的語に持ってきます。
そのため、手が届かない場合はこう表現できます。
動詞「reach」のイメージ例文−②
I can’t reach the top shelf.
(一番上の棚に手が届かない)
また、「reach」は「結論や妥協などに達する」という場面でも使うことができるので、使い道が広い動詞です。
動詞「reach」のイメージ例文−③
We reached a decision by the end of the meeting.
(ミーティングが終わるまでに私たちは結論に達した)
例文を見ておきましょう。
- I’ve reached the end of the chapter at last.
(ようやく終章に辿り着いた) - How can I reach you?
(どうすればあなたと連絡が取れますか?) - The temperature reached 40 degrees Celsius today.
(気温は40度に達した) - They finally reached the last match of the championship.
(彼らはついに優勝決定戦の最終戦に辿り着いた) - The rumor about her reached them.
(その噂は彼らにも広まった)
では「reach」の後は必ず目的語が来る、というとそうでもありません。
自動詞用法で「手を伸ばす」という使い方もあります。
動詞「reach」のイメージ例文−④
The girls are reaching for the cake.
(彼女たちはケーキに手を伸ばした)
この場合の「reach」は「達する」のではなく、「手を伸ばす」という意味です。そして求めるものは「for」で繋ぎます。
例文を少し見ます。
- She reached blindly for the light switch.
(女はやみくもに電気のスイッチに手を伸ばした) - I reached out to pet the dog.
(私は犬を撫でようと手を伸ばした) - He reached across the table to squeeze her hand.
(彼はテーブルの向こうに手を伸ばし、彼女の手を握った。)
2文目のように、「reach out」だと、手を伸ばす状況が表現できます。
以上、「reach」の使い方について、でした。
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