「青信号」は「blue」?それとも「green」?

The traffic light turned ( ).
A) blue B) green
日英の「色彩感覚」の違い
さてこれはよくある話ですが、日本語と英語は若干、色彩感覚に「ズレ」があります。
一番よく間違えるのが、「青信号」です。日本語では「青」で表現するこの色は、英語では「green」で表現します。
そのため、信号が青に変われば、こう表現します。
B) green
The traffic light turned ( green ).
「blue」にすると、本当に「青色」をイメージされるので注意が必要です⚠️
また、日本語では「芝生が青い」と言いますが、それも英語では「green」で表現します。
The grass is (always) greener on the other side.
(隣の芝生は、いつだって青く見える)
また、「青リンゴ」も英語では「green apple」です。
I ate a green apple.
(私は青リンゴを食べた)
そして、「熟していない」ことを日本語では「青い」と言いますが、こちらも英語では「green」で表現します。
The tomatoes are green.
(そのトマトは青い)
最後に日本語では「青カビ」も、英語では「green mold」になります。
The bread is covered with green mold.
(そのパンは青カビに覆われている)
特に「緑」と「青」の相違は要注意です⚠️
その他の「色」の表現の相違
dark brown eyes
黒い瞳
She has dark brown eyes.
(彼女の瞳の色は黒い)
日本語ではこの瞳の色を「黒い」で表現しますが、英語では「(dark) brown」で捉えます。
ちなみにこれを「black」にすると、殴られた後の「目の周りの青アザ」を指します。
Ex) He has a black eye.
(彼には青アザができている)
black and white
白黒
This is a black and white picture.
(これは白黒写真だ)
これは日本語の「白黒」と同じですが、順番が違います。必ず「black and white」の順で、「white and black」とは言いません⚠️