「put on」?「wear」?ー「着る」の英語感覚
管理者
「put on」は着る動作、「wear」は着ている状態
答えは「putting on」になります。
これはよく問われる問題ですが、日本語は「着ない」「着よう」など、語尾が変わるだけで、辞書には「着る」1語しか載っていません。
しかし、英語では「身につける動作」は「put on」 で、「着ている状態」は「wear」 と、完全に別の言葉として使い分けます。
そしてクイズの少年は今まさに「身に着けている」途中段階のため、「putting on」で表現します。
ちなみにこれを「wearing」にしてしまうと、既に着ている状態になってしまうので、注意です。
「put on」と「wear」の基本イメージを押さえておきましょう。
「put on」のイメージ例文
She put on her glasses to see better.
(彼女は良く見えるために、メガネをかけた)
これを「She wears glasses.」とすると、「彼女はいつもメガネを掛けている」という、「習慣」を表すことになります。
以下、例文を紹介します。
- He’s putting on his roller blades.
(彼はローラーブレードを履いている) - She’s putting on makeup in the bathroom.
(彼女はバスルームで化粧をしています)
二つ目の例文のように、お化粧も「put on」で表現できるので、その点も日本語の感覚と違います。
次は「wear」です。
「wear」のイメージ例文
I’m wearing a sweater under my jacket.
(笑しはジャケットの下にセーターを着ています)
このように「着ている状態」が「wear」の感覚です。
以下、例文です。
- She wears braces.
(彼女は歯列矯正器を着けています) - She’s wearing her hat sideways.
(彼女は帽子を横向きにかぶっています)
ちなみにこの「wear」は、「着古す、すり減らす」という意味で使われることもあります。
「wear」のイメージ例文ー「着古す」
My shirt is starting to wear.
(シャツが擦り切れてきた)
I’ve worn a hole in my sock.
(着古して、穴が空いた)
たまに出てくるので、合わせて覚えておきましょう。
以上、「put on」と「wear」の感覚について、でした。
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