「明日は私、休みなの」を英語にすると?ー「holiday, day off, vacation, leave」の違い
「holiday」は「神聖な(holy)日」
答えは「day off」になります。
これは日本人がよくしてしまうミスの一つですね。
ただ、私たちにとっては「国民の祝日」も「有給休暇」も「夏休み」も、全て「休み」で表現できてしまうわけですから、ここの感覚が育っていないのも当然です。
まず、「holiday」は語源的に「holy(神聖な)」+「day(日)」なので、基本的に「祭日・祝日」に当たります。スペシャルな感じ。
July 4 is a national holiday in the U.S.
(7月4日はアメリカでは国民の祝日だ)
例文を見てみましょう。
- We’re gonna have 2 national holidays this month!
(今月、祝日が二日もあるぞ!) - Today is a national holiday in Japan.
(今日は日本では国民の祝日です)
一方、個人的に取るお休みは「day off」になります。
I was permitted to take a day off.
(私は休みを一日取ることが許された)
例文を見てみます。
- When is your day off?
(いつがあなたのお休みですか?) - I have no days off next week.
(来週、休みがありません) - I’m going to have 3 days off.
(三連休を取るつもりなんだ)
「holiday」と違って、パーソナルな感じがしますよね。
あと、例文にもあるように、複数形にする場合は「days off」と、「day」に「s」を付けるので注意です。
また、その他に「vacation」という言葉もありますが、これは「vacate=職場を空にする、離れる」ニュアンスから「長期休暇」を意味します。
I went on a vacation to the Bahamas last month.
(私は先月、バハマで長期休暇を取った)
このように仕事や学校から離れ、のんびりと娯楽のために過ごす期間が「vacation」の基本イメージです。
- I’m going on vacation for a couple of weeks.
(私は2、3週間、長期休暇を取るつもりなんだ) - You look tired—you should take a vacation.
(疲れているね。長期休暇を取ったらいいよ)
ちなみに、「leave」という言葉もあります。これは急きょ、取らざるを得ない休みを指します。
Karen is on maternity leave.
(カレンは産休中だ)
例文にもあるように、「leave」の種類としては「maternity leave(産休)」、そして「sick leave(病欠)」、「compassionate leave(忌引)」などがあります。
ニュアンス的には「一時離れて、すぐに戻ってくる」感覚です。
まとめると、こうなります。
以上、「休み」に当たる英語表現でした。