「AはBの~倍の…だ」ー倍数表現
管理者
金沢優のイメージ・語源で考える英語・英会話
She is ____ older than me.
(彼女は私よりもずっと年上だ)
A)very B)much
答えは「much」になります。
B)much
She is much older than me.
(彼女は私よりもずっと年上だ)
「very」の意味は「とても」ではありますが、比較級の強調には用いらません。
答えのように「much」や、その他にも「far」が使われます。
People are now living far longer.
(人々は遥かに長生きするようになった)
ではなぜ「much」や「far」が使われるかというと、何かと何かを比較する場合、問題にしているのはあくまで「差」の話であり、「それがどれくらい」なのかを焦点にするからです。
一方、「very」は「まさに、本当に」というニュアンスの単語のため、この場合は感覚が違う、と考えられます。
例文を少し紹介します。
また、その他にも「even」が使われることもあります。
His first book was good, but this one is even better.
(彼の処女作は良かったが、これは更にいい)
この用法はよくTOEICなどでも問われるので、合わせて覚えておきましょう。
以上、比較級を強調する単語について、でした。