英語語源

英語の語源「-poly」は「沢山の、複合した」を表す

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「嘘発見器(polygraph)」の語源は何でしょうか?

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「ポリゴン」は「多角形」

まず、「多角形」のことは「polygon」と言います。「ポリゴン」ですね。

polygon【ˈpɑːliɡɑːn】

:多角形
=【poly-(沢山の)】+【-gon(角)】

ご覧のように、「-gon」は「角」を表します。

ギリシャ語起源で「6つ」を表す「hexa-」に「-gon」を足すと、「hexagon」になり、「六角形」の意味になります。

そして、「poly-」は「沢山の、複合した」を表します

ではなぜ、「嘘発見器」は「polygraph」と呼ばれるのか(「-graph」は書く、描く意味)どこに「沢山の、複合した」の要素があるのか。

それは、使用時に脈拍や血圧、呼吸など、沢山のことを測定してグラフを書くものだからです。

polygraph【ˈpɑːliɡræf】

:嘘発見器
=【poly(沢山の)】+【graph(書く、描く)】

このように、英単語には「poly-」がつくものが沢山あるので、ニュアンスを抑えつつ、極力負担のないよう、覚えてみましょう。

語源「-poly(沢山の、複合した)」が入った英単語

polygamy【pəˈlɪɡəmi】

:一夫多妻制
=【poly(沢山の)】+【gamy(結婚、生殖)】
(⇄「monogamy」)

polyglot【ˈpɑːliɡlɑːt】

:数か国語に通じている人
=【poly(沢山の)】+【glotta(言語)】

Ex) By using this app, you can become a polyglot.
(このアプリを使えば、あなたは数カ国語を使えるようになる)

polyester【ˈpɑːliestər】

:ポリエステル
=【poly(沢山の)】+【ester(エステル)】
(多価アルコールと多塩基酸を化合した高分子化合物で作られた繊維、樹脂)

polytheism【ˈpɑːliθiɪzəm】

:多神教
=【poly(沢山の)】+【the(神)】+【ism(主義)】

Polynesia【ˌpɑːləˈniːʒə】

:太平洋で、概ねミッドウェー諸島(北西ハワイ諸島内)、アオテアロア(ニュージーランドのマオリ語名)、ラパ・ヌイ(イースター島)を結んだ三角形(ポリネシアン・トライアングル)の中にある諸島の総称
(→「多くの島々」の意味)

polyp【ˈpɑːlɪp】

:ポリープ
(細胞の増殖により、体内の粘膜上にできた突起物)
=【poly(沢山の)】+【pous(足)】

以上、英語の語源「-poly」について、でした。

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ABOUT ME
金沢優
金沢優
英語講師、小説家
石川県出身。上智大学法学部国際関係法学科を卒業後、マスコミ業界へ。

その後、学習塾、英会話スクール教室長、大手英会話スクールの本部勤務を経験。その中で、日本の英語教育の「大きな問題点」に気付く。

2017年、脚本賞を受賞した「もしも高校四年生があったら、英語を話せるようになるか」を幻冬舎より出版(重版4回達成)「英語に失敗した大人世代」から大きな共感を得る。

現在は一般企業にて英語を使って働きながら、主にInstagramを通し、学び方についても発信中。その他にも講演会の実施やテレビ出演など。
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