「mathematics」は複数形?単数形?ー学問名の扱い

管理者
クイズ

Mathematics ____ my best subject at school.
(数学は学校で私が一番得意な教科だ)

A)is B)are

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学問名は「単数扱い」する

答えは「is」になります。

答え

A)is

Mathematics is my best subject at school.
(数学は学校で私が一番得意な教科だ)

「mathematics」以外にも、学問名が「-ics」で終わるものは「physics(物理学)」など沢山ありますが、これらは通常「単数扱い」となります。

「-ics」で終わる学問名ー単数形扱い
  • mathematics(数学)
  • physics(物理学)
  • economics(経済学)
  • politics(政治学)
  • ethics(倫理学)
  • statistics(統計学)
  • gymnastics(体育)
  • linguistics(言語学)

例文を少し見てみましょう。

  • Physics doesn’t interest me.
    (物理学は私の興味を引かない)
  • Linguistics is the science of language.
    (言語学とは言葉の科学だ)

これで終わりであればいいのですが、少し厄介なのはこういうケースもあるということです。

「mathematics」が複数形扱いになる場合

The mathematics of the problem are very complicated.
(その問題の計算は複雑だ)

なぜこの場合、複数形になっているかというと、これは「mathematics」を「学問名」としてではなく、「計算、数学的な処理」として使っています。

こういう場合は複数形扱いになります。

一応、パターンを紹介します。

複数形扱いになる「-ics」終わりの単語
  • mathematics(計算、数学的な処理)
  • economics(経済状態)
  • politics(政見)
  • statistics(統計)

このように「学問名」ではなく、「具体的な手段」や「結果」を表す時ですね。

例文です。

  • The economics of the project are very encouraging.
    (そのプロジェクトの経済的効果はとても心強い)
  • These statistics show that 50% of new businesses fail in their first year.
    (この統計によれば、新規事業の50%は初年度に失敗するということだ)

全部は大変なので、ひとまず「学問名」として使うのであれば、「-ics」と複数形に見えても「単数形扱い」になる、と覚えておきましょう。

以上、「-ics」で終わる「学問名」の扱いについて、でした。

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ABOUT ME
金沢優
金沢優
英語講師、小説家
石川県出身。上智大学法学部国際関係法学科を卒業後、マスコミ業界へ。

その後、学習塾、英会話スクール教室長、大手英会話スクールの本部勤務を経験。その中で、日本の英語教育の「大きな問題点」に気付く。

2017年、脚本賞を受賞した「もしも高校四年生があったら、英語を話せるようになるか」を幻冬舎より出版(重版4回達成)「英語に失敗した大人世代」から大きな共感を得る。

現在は一般企業にて英語を使って働きながら、主にInstagramを通し、学び方についても発信中。その他にも講演会の実施やテレビ出演など。
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