英語語源

英語の語源「mot, mov, mob」は「動く、動かす」を表す

管理者

【無料体験アリ!】オンライン英会話はここから【広告】

クイズ

「motivation(モチベーション)」「mot」は何を表すでしょうか?

【無料体験アリ!】お得なキャンペーン【広告】

「motor(モーター)」は「動かすもの」

「motivation」の語源はラテン語の「movere(=move)」に由来し、「動く」という意味から来ています

答え

motivation【ˌməʊtɪˈveɪʃn】

:動機づけ、やる気、モチベーション
=【mot(動く、動かす)】+【ation(名詞)】

Ex) Most people said that pay was their main motivation for working.
(ほとんどの人が、給料が働く主な動機だと答えた)

基本動詞「move」ももちろん、語源を同じくします。

move【muːv】

:動く、動かす、引っ越す

Ex) The earth moves around the sun.
(地球は太陽の周りを動く)

また、ケータイのことを「モバイル(mobile)フォン」と呼んだりもしますが、これも同じ語源です。

mobile【ˈməʊbl】

:移動できる、流動的な

Ex) Just then, his mobile phone rang.
(ちょうどその時、彼の電話が鳴った)

このように、「mot, move, mob」は「動く、動かす」を表します

ちなみに「mot」で言えば、有名なものに自動車などの「motor(モーター)」があります。

motor【ˈməʊtər】

:モーター

Ex) motor racing
(カーレース)

正に「動き」を表していますね。

また、「遅い動き」のことを「slow motion」と言いますが、この「motion」も同じ語源です。

motion【ˈməʊʃn】

:動き、モーション

Ex) Let’s see that goal again in slow motion.
(あのゴールシーンをもう一度スローモーションで見てみましょう)

最後に「感情」を表す「emotion」も同じ語源です。「動き」がありますね。

emotion【ɪˈməʊʃn】

:感情、情緒
=【e(外に)】+【mot(動く、動かす)】+【tion(名詞)】

Ex) He’s showing a lot of emotions.
(彼は沢山の表情を見せた)

以下、その他同じ語源のものをまとめました。軽く目を通してみて下さい。

語源「mot, move, mob(動く、動かす)」が入った英単語

promote【prəˈməʊt】

:を促進する、販売促進する、昇進させる
=【pro(前に)】+【mot(動く、動かす)】

Ex) She got promoted by working hard.
(彼女は一生懸命働いたことで、昇進した)

demote【diːˈməʊt】

:降格させる
=【de(下に)】+【mot(動く、動かす)】

Ex) The sergeant was demoted to private.
(その軍曹は二等兵に降格させられた)

remote【rɪˈməʊt】

:離れた、遠い
=【re(後ろに)】+【mot(動く、動かす)】

Ex) I turned on the TV with the remote (control).
(私はリモコンでテレビを点けた)

automobile【ˈɔːtəməbiːl】

:自動車
=【auto(自ら)】+【mob(動く、動かす)】

Ex) the automobile industry
(自動車産業)

locomotive【ˌləʊkəˈməʊtɪv】

:機関車
=【loco(場所)】+【mob(動く、動かす)】

Ex) steam locomotive
(蒸気機関車)

remove【rɪˈmuːv】

:取り除く、除去する
=【re(後ろに)】+【mov(動く、動かす)】
(後ろに動かす、元の状態に戻す)

Ex) Illegally parked vehicles will be removed.
(違法駐車は撤去されます)

mob【mɑːb】

:暴徒
(動き回って暴れるもの)

Ex) an excited mob of fans
(熱狂するファン)

全体を通して、「動き」がイメージとして共通していますね。

以上、英語の語源「mot, move, mob(動く、動かす)」について、でした。

無料体験はこちらから!【広告】
ABOUT ME
金沢優
金沢優
英語講師、小説家
石川県出身。上智大学法学部国際関係法学科を卒業後、マスコミ業界へ。

その後、学習塾、英会話スクール教室長、大手英会話スクールの本部勤務を経験。その中で、日本の英語教育の「大きな問題点」に気付く。

2017年、脚本賞を受賞した「もしも高校四年生があったら、英語を話せるようになるか」を幻冬舎より出版(重版4回達成)「英語に失敗した大人世代」から大きな共感を得る。

現在は一般企業にて英語を使って働きながら、主にInstagramを通し、学び方についても発信中。その他にも講演会の実施やテレビ出演など。
記事URLをコピーしました