「mathematics」は複数形?単数形?ー学問名の扱い
管理者
金沢優のイメージ・語源で考える英語・英会話
It will take another two ____ to finish the building.
(その建物が完成するにはあと2年必要だ)
A)year B)years
答えは「years」になります。
B)years
It will take another two years to finish the building.
(その建物が完成するにはあと2年必要だ)
「another」はもちろん「もう一つの」という意味で、「an(一つの)+other(他の)」で成り立っています。
I’d like another cup of coffee.
(コーヒーをもう一杯欲しいのですが)
つまり「一つの」というニュアンスが入っているので、通常は後ろに「単数形」が来ることになります。
他の例文を見てみましょう。
このように「another」は「もう一つ分、おかわりする」感覚ですね。
しかしながら、後ろに複数形が来るパターンも普通にあります。
それは「後ろに来る複数形」を「『もう一つのカタマリ』と考えて、単数扱いにしている」場合です。
It will take another two years to finish the building.
(その建物が完成するにはあと2年必要だ)
つまり、「2週間」をもう一つ分、おかわりする、と考えています。
こちらの例文を見てみましょう。
このように「行為をもう一回繰り返す」場面で、よく使われます。「えー、またぁ?」の感覚ですね。
「another」が出てくると、反射的に「単数形」に飛びついてしまうので、これはよくテストなどで問われるところです。ぜひ覚えておきましょう。
以上、「another+複数形」のパターンについて、でした。