「oversee」と「overlook」の違い
管理者
「oversee」は「監督する」ニュアンス
答えは「overlooked」になります。
「overlook」はもちろん、「over」+「look」で成り立っています。
そして「over」は「越える」ニュアンスなので、「overlook」は「視線が越える、上を通り過ぎる」ことから「…を見過ごす、見落とす」意味になります。
「overlook(…を見過ごす、見落とす)」の例文
He overlooked an important clue.
(彼は重要な手掛かりを見落としてしまった)
I was prepared to overlook her mistakes this time.
(今回は彼女のミスを見過ごすつもりだ)
その他の例文です。
- He seems to have overlooked one important fact.
(彼は一つの重要な事実を見落としてしまったようだ) - We could not afford to overlook such a serious offence.
(私たちはそのような重大な犯罪を見過ごすわけにはいかなかった)
そしてこの「overlook」にはもう一つ違う意味があり、それは「(場所が町などを)見渡す、見下ろす」です。
「overlook(…を見渡す、見下ろす)」の例文
the mountains that overlook the town
(その町を見下ろす山々)
イメージは同じですね。視線が上を越える感じ。これはよくTOEICの場面描写の問題に出てきます。
- a restaurant overlooking the lake
(湖を見渡せるレストラン) - The park is overlooked by several houses.
(その公園は幾つかの家から見下ろせる位置にある)
一方、「oversee」という単語もあり、これも「over」+「see」で成り立っています。
成り立ちは似ていますが、「see」は視界に入るニュアンスから、「oversee = 上から見る→(現場や仕事などがしっかり行われているか)監督する」という意味になります。
「oversee(…を監督する)」の例文
They were hired to oversee design and construction of the new facility.
(彼らは新施設の設計と建設を監督するために雇われた)
その他の例文です。
- A team leader was appointed to oversee the project.
(プロジェクトを監督するチームリーダーが任命された) - He has vowed to oversee the elections impartially.
(彼は選挙を公平に監督すると誓った)
「oversee」にはこのニュアンスしかないので、「overlook」よりも覚えるのは楽ですね。
まとめると、こうなります。
以上、「overlook」と「oversee」の違いについて、でした。
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