Jazz just isn’t my cup of tea – I prefer classical music.
「not cup of tea」の意味は何でしょうか?
「my cup of tea」=私の好み
そのまま訳すと、「私の紅茶ではない」になりますが、この場合の「my cup of tea」は「私の好きなもの、好み」のニュアンスになります。
つまり、「not my cup of tea」で「私の好みではない」の意味です。
Jazz just isn’t my cup of tea – I prefer classical music.
(ジャズは自分の好みじゃないんだ。クラシックの方が好きなんだよ)
この表現は否定形で使うことがほとんどで、使い勝手がとてもいいです。その他の例文を紹介します。
- Skiing isn’t really my cup of tea.
(スキーはあまり好きじゃないんだ)
- He’s nice enough but not really my cup of tea.
(彼はイケているけど、私の好みじゃないわ)
- Politics was not his cup of tea.
(政治学は彼の趣味じゃなかった)
語源の由来としては、1800年代の終わり頃から、イギリスでお気に入りの紅茶の種類を「my cup of tea」と言うようになったところにあるそうです。
その後、恐らく1920年代には今のような使い方になり、今ではアメリカ英語にも深く浸透しています。
よく出てくる表現なので、覚えておきましょう。
以上、英語フレーズ「not my cup of tea」について、でした。
ABOUT ME
石川県出身。上智大学法学部国際関係法学科を卒業後、マスコミ業界へ。
その後、学習塾、英会話スクール教室長、大手英会話スクールの本部勤務を経験。その中で、日本の英語教育の「大きな問題点」に気付く。
2017年、脚本賞を受賞した「もしも高校四年生があったら、英語を話せるようになるか」を幻冬舎より出版(重版4回達成)「英語に失敗した大人世代」から大きな共感を得る。
現在は一般企業にて英語を使って働きながら、主にInstagramを通し、学び方についても発信中。その他にも講演会の実施やテレビ出演など。