【英語】前置詞「Through」の使い方（Answer Key）

こちらは、前置詞「Through」のイメージです。

覚えたら、フラッシュカードへどうぞ。

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Answer Key

何かの間を「貫通」する、〜を通して

The bullet went through the apple.

弾丸（bullet）がリンゴを貫通しました。
▶︎この「貫通する動き」を、「through」で表現します。

The cars are driving through the tunnel.

車がトンネルをくぐり抜けています。

I ran through the forest as fast as I could.

森の中を全速力で駆け抜けました。
▶︎実際に「forest」はトンネルのように密閉空間ではありませんが、英語では一つの「空間を抜けた」感覚で捉えます。

The horse galloped through the flowers.

花の中を馬が走り抜けました。
▶︎「gallop」は、「（馬が）走る」動詞です。

She’s running through the puddle.

水溜り（puddle）を駆け抜けました。
▶︎水たまり（puddle）を突き抜ける時も、「through」の感覚です。

Sand is running through my fingers.

砂が指を抜け落ちています。

The sun is shining through the trees.

陽が木々を抜けて、照っています。

The window was fogged up and I couldn’t see through it.

曇っていて、向こう側が見えません。
▶︎「see through …」で、「（何かを）見通す」意味です。

I couldn’t hear their conversation through the wall.

壁越しに会話を聞こうとしていますが、難しいようです。

I walked through the door with my co-workers.

同僚と一緒にドアをくぐり抜けました。
▶︎「ドアの通過」も、「through」で表現します。

The burglar came in through the window.

強盗が窓から入りました。

Fresh air is coming in through the window.

風が窓を通して、入ってきています。

I can see a deer through the fog.

霧を貫通して、鹿が見えました。

The bathroom is through this hallway.

トイレはこの廊下を抜けたところにあるよ。
▶︎実際に抜けてはいませんが、視線を移動させている感じです。

止まらないで、ノンストップで

He ran through a red light.

彼は信号を無視しました。
▶︎「run through a red light」で、「信号無視」の意味になります。

通過する

I got through the driving test on the first try.

初めての試験で運転試験に合格しました。
▶︎「through」は、「テストの通過」などにも使えます。
（ただこの場合、「get through」よりも「pass」の方をよく使います）

時間を通して

He slept through the movie.

上映時間の初めっから終わりまで、ずっと寝ていました。
▶︎「through」は、「〜中ずっと」の意味でも使えます。

We stayed home through the summer.

夏の間、ずっと家で過ごしました。

I had to work through the night.

ずっと夜中、仕事をしないといけませんでした。

She’s going to visit her boyfriend Wednesday through Sunday.

水曜から日曜日まで、恋人のところを訪れるようです。

手段

She passed the exam through studying hard.

猛勉強をして、試験に合格しました。
▶︎「〜を通して」ということは、「手段」を表すこともできます。
（ただこの場合、「through」よりも「by」の方をよく使います）

フラッシュカードで口頭練習

絵を見て、英語が出てくる状態になったら、フラッシュカードへどうぞ。

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金沢優

英語講師、小説家

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石川県出身。上智大学法学部国際関係法学科を卒業後、マスコミ業界へ。

その後、学習塾、英会話スクール教室長、大手英会話スクールの本部勤務を経験。その中で、日本の英語教育の「大きな問題点」に気付く。

2017年、脚本賞を受賞した「もしも高校四年生があったら、英語を話せるようになるか」を幻冬舎より出版（重版4回達成）「英語に失敗した大人世代」から大きな共感を得る。

現在は一般企業にて英語を使って働きながら、主にInstagramを通し、学び方についても発信中。その他にも講演会の実施やテレビ出演など。