動詞

「小雨がぱらついている」を英語で言うと?ー動詞「sprinkle」「drizzle」「pour」の感覚

管理者

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クイズ

The sun is out, but it’s ____.
(太陽は出ているけど、小雨がぱらついている)

A)pouring B)sprinkling

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「小雨がぱらつく動詞」ー「sprinkle」

日本語は雨が強ければ「大雨が降る」と表現し、逆に弱ければ「小雨が降る」と言います。つまり、「雨」に「大小」の情報を足します。

もちろん英語でも「(it) rain(s) heavily/lightly」などと表現することもできますが、ごっそりと動詞自体を変えてしまうこともよくあります。

今回の「小雨がぱらつく」ですが、英語では「sprinkle」で表現できます。

答え

B)sprinkling

The sun is out, but it’s sprinkling.
(太陽は出ているけど、小雨がぱらついている)

「スプリンクラー」からでも想像できるように、「sprinkle」「(細かいものを)広範囲に振りかける」意味です。

動詞「sprinkle」の例文

I sprinkled sugar on the berries.
(私は砂糖をベリーに振りかけた)

学校であまり習っておらず、また「雨(rain)」という言葉が入っていないので、私たちにとっては使いづらい動詞の一つですが、機会があれば会話に組み込んでみて下さい。

例文を少し紹介します。

  • It’s only sprinkling. We can still go out.
    (ただの小雨だよ。まだ外に出られるよ)
  •  It often sprinkles here in spring.
    (春になると、ここは小雨が多い)
  • It’s starting to sprinkle.
    (小雨がぱらつき始めたね)

また、その他にも「drizzle」という動詞があります。

これは「霧雨が降る」意味です。

動詞「drizzle」の例文

It drizzled all day yesterday.
(昨日は一日中、ずっと霧雨だった)

最後に「大雨が降る」「pour」で表現できます。

動詞「pour」の例文

It’s pouring outside.
(外は大雨だ)

「pour」は元々、「注ぐ」動詞です。

ドバーッと注がれているように見えることから、大雨の際にこの動詞をよく使います。

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以上、小雨などの時に使う英語の動詞について、でした。

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ABOUT ME
金沢優
金沢優
英語講師、小説家
石川県出身。上智大学法学部国際関係法学科を卒業後、マスコミ業界へ。

その後、学習塾、英会話スクール教室長、大手英会話スクールの本部勤務を経験。その中で、日本の英語教育の「大きな問題点」に気付く。

2017年、脚本賞を受賞した「もしも高校四年生があったら、英語を話せるようになるか」を幻冬舎より出版(重版4回達成)「英語に失敗した大人世代」から大きな共感を得る。

現在は一般企業にて英語を使って働きながら、主にInstagramを通し、学び方についても発信中。その他にも講演会の実施やテレビ出演など。
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