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自己紹介
こんにちは、金沢優と申します。
軽く自己紹介をすると、塾業界を経験後、英会話業界に長く携わり、日本人が英語をどのように学び、どのように挫折していっているのかを、現場でよく見てきた人間でもあります。
そして、それを物語形式で著したのが、「もしも高校四年生があったら、英語を話せるようになるか」(幻冬舎)であり、読者の方から多くの反響を頂きました。
ちなみにこちらには、このような「悩み」を抱えていらっしゃる方はいませんか。
学生時代、英語の成績は良かった。資格も取った。しかしながら、英会話になると、英語が口から出てこない。どれだけやっても上達しない。ハウツー本は増える一方で、どのやり方を試しても、長続きしない。もう、何をやっていいかも分からない。
はい、こんな日本人を英会話業界で、「腐るほど」見てきました。
英語難民を産み続ける「学校英語」
一方で、このような子がいます。ご覧になられて下さい。
子ども英語の業界では有名なので、ご存知の方も多いかもしれませんが、岡山県出身の川上拓土君です。
「ふん、どうせ母親が英語がペラペラなんでしょう?」
いえいえ、全然です。
お母様どころか、家族は誰も英語が分かりません。この子はネイティブの力を借りず、英語力を育んだのです。
これは一体、何が起きているんでしょうか?
「ふん、どうせあの子は、幼い頃から英語をやってきたんでしょう?」
はい、その通りです。拓土君は0歳の段階から始めています。これがスタートが小学5年生などであったら、ここまでの英語力にはならなかったでしょう。
では、「スタートの時期」が全てなのでしょうか?
いえ、もしも仮にそうだとしたら、小学校3年生から始めている学校の英語は、すべて「茶番」になってしまうことにならないでしょうか?
というのも、もうスタートの段階で、「手遅れ」なわけですから。だとしたら、今の大人ももう、手遅れです。
そして学生時代の努力も、その後の取り組みも、全て意味がなかったのです。もう、英語なんか諦めましょう。来世はアメリカやイギリスで生まれ直せばいいだけです。
「いやいや、ちょっとそれはいくら何でもあんまりじゃないですか?大人になっても、話せるようになるんじゃないですか」
はい、その通りです。話せるようになります。現に、話せるようになった人は沢山います。
「えー!?」となる方は、恐らくこちらにはいらっしゃらないでしょう。
というのも、それで話せるようになっているのであれば、こんなにも英語に困ってはいないからです。
あの学生時代の英語教育を一年、いや何年延長しても、話せるようにはならないのは、実感できるでしょう?
「もしも高校四年生があったら、英語を話せるようになるか」というタイトルは、そのことを指しています。
そのため、大人はもう学生時代に戻れないので、仕方がありません。今からやり方を変えて、一から始めるしかないでしょう。
しかし、今お子さんをお持ちの方は、将来金銭的にも時間的にも多くの「ロス」を産んでしまうので、「同じ道」を辿らせないよう、正しい方向に導いてあげて下さい。
学校で習う英語は、「将来、話せるようになる」ようにプログラミングされているわけではないのですから。
学校英語のプログラミング
では、「学校英語のプログラミング」とは、何なのでしょうか?
それは、「英文を日本語で理解する」というものです。
「はあ?それの何がいけないわけ?日本語で理解できないものは、インプットすらできないでしょう?」
いやいや、そんなことはありません。「pink」は「pink」で理解できるのに、「blue」は「青」に直す必要はありません。「blue」は「blue」でいいでしょう。
「いやいや、それは簡単な単語だからでしょう?もっと難しくなっよくある日本人の考え方たら、どうするんですか?」
だから、それまでに簡単なものを沢山、英語を英語のまま捉える練習をして、徐々にステップを踏まないといけなかったわけです。
私たちも日本語を覚える時、いきなり難しい言葉は覚えなかったでしょう?
「で、でも、日本語も大事です!」
もちろん、大事です。ただ、私は日本語を捨てろ、疎かにしろ、と言っているわけではなく、日本語も英語も大事になった時代になってしまった、と言っているだけです。
川上拓土君は英語も達者ですが、日本語も同じように達者です。それはお母様が、どちらも必要だと思われて、頑張ったからです。
そして、もしも英語を全て日本語で捉える練習をしてしまうのであれば、やはりこれだけは覚悟して欲しいことがあります。
「何ですか、将来覚悟しなくてはいけないことって?」
この作業は、かなり大変です。つまり、「英作文」です。
頭の中に浮かんだ日本語を全て英語に変換し、英語の順番で並び替えないといけません。単語力、文法力が一気に必要となります。
そして、ここに「発音」の話は全く入っていません。そのため、更にここに「音の練習」も加算しないといけなくなってきます。つまり、「聞く、話す」です。
また、仮に完璧な英作文ができても、「英語ではそう言わないよ、その英語は不自然だよ」というものも沢山出てきます。
そのため、ここに「修正」の作業も入ってきます。
「・・・」
私がいつも「怒り」を覚えてしまうのは、やはり「ここ」なのです。
本来、英語は誰でも話せるようになるものです。それが証拠に、英語圏で英語が話せるようにならなかった人を、今まで見たことがないでしょう。
やはりこれだけは、どうしても許せません。
「今までこうやって教わってきたから、周りがこう教えているから、文科省がこういう指示を出すから」という理由だけで、子供の将来を潰す権利がどこにあるというのでしょう?
もう一度、川上拓土君の動画を思い出してみて下さい。
実は、ああいう「学び方」も存在するのです。そしてそれが、学校の中で一切認められていないのです。
だから将来、「英語で苦労する日本人」が今でも大量に生産されているわけです。
どのように英語を学んでいくか、どんな教材を使うのか、それは「英語の目的」に応じて、この時代、選ばれないといけないはずです。
それなのに、今でも学校に入れば、全員同じ教科書・同じ参考書を渡され、昔から続く学び方を強制される。昭和・平成時代から出されてきたテストを受ける。
それではまた、卒業後に「英語を話せるようになるには、どうすればいいの?」となるのは、目に見えていると思いませんか?
この国は「英語の学び方」を学校で強制している割には、「話者への道」を個人にぶん投げているのです。
カウンセリングに関して
私が言っていることが、もう分かっている人も多いでしょうが、ほとんどの日本人が英語を話せない理由は、ただ一つです。
そして、川上拓土君が話せるのは、義務教育を受けていないからです。それに出会う前に、今の時代に即した「正しいやり方」にお母様に出会わせました。
「そこまで英語は重要ではない、日本語だけで十分」という位置付けなら、今まででいいでしょうが、「将来英語に困ってほしくない、私たち親世代のように、挫折しない道を歩ませてあげたい」のであれば、大人の方は周りに逆らって下さい。
そしてもっと詳しいことを知りたいのであれば、こちらの記事をお読み下さい。恐らく今まで疑問に思われていたことが、全て腑に落ちると思います。
ただ、私の口から直接聞きたい、というのであれば、カウンセリングも行っております。
ちなみにこちらが、カウンセリングを受けられた方からの、お礼のメッセージになります。
お世話になっております。2日間、長時間にわたり、親身にご指導頂き、ありがとうございました!頭の中がすっきりしました。
当初、私にとってカウンセリングは遠い存在でしたが、受講して本当によかったです。
日々の学び方に疑問があっても、自分では解決できず、かといって信頼できる相談先もそうそうないので、大変有難いです。
「もしなる」を読んで、なんとなく分かったつもりでいましたが、受講前後では全く意識が変わりました。
これまでの何がよくなかったのか、今後どう学べばいいのか。
もう少し早く(他の教材を買う前に)、知りたかったなぁと思います。。
英語を話せることが学校教育の延長になく、環境や各家庭の努力でしか実らない現状には、教育改革を一番に望みますが、それに間に合わない子供たちも、この方法を自ら行うことができれば、救われるんだろうなと思いました。
高い教材も不要ですし。
と、長々感想をすみません。
今回、いろいろな偶然からカウンセリングの機会を得られ、貴重な気づきと沢山のアドバイスを頂けて感謝しています。
独り占めしたい気持ちもありますが、これからの子供たちのことを考えると何だかやりきれないので、微力ながら、どこかで他の方へおススメしていきたいと思います。
(原文そのまま)
お世話になります。本日も、長い時間ありがとうございました。大変有意義な時間でした。
最後は娘に話しかけてくれて、すごく嬉しかったです!・
本日は、これから具体的にどうやって英語と向き合っていくかのヒントがたくさんありました。
あれからぶつぶつと英語を呟いている自分がいます。
そのときの頭の中には”日本語”はありません。なんとなく感覚がわかってきたような気がします。
英語を口にしながら、英語と一緒に生きていきたいです!
そして、10年後、英語に何不自由なく家族で海外旅行したいな、と夢ができました。
何度も挫折してきた英語学習ですが、今回こそは娘と一緒に言葉を育んでいきたいと思います。
焦らず、地道ですが、楽しんでやっていきたいです。声に出す、、、この感覚を忘れずに、、、
いつも大変な中、SNSやHPの制作ありがとうございます!これからも楽しみにしています。
勇気を出して、カウンセリングに申し込み、本当に良かったです。今後とも、よろしくお願い致します。
(原文そのまま)
カウンセリングでは上記の内容に加えて、「日本語の抜き方」をお伝えします。
実際に「体験」することで、頭の中がスーッと軽くなることでしょう。
そしてあとは自分でやり方を工夫しながら、モチベーションを保ちつつ、練習をしていく。そうすれば数年後、確実に「英語の話者」になれるはずです。
カウンセリングでは、そこまでの「道筋」を一緒に作ります。お子さんがいらっしゃる方は方向性が見えて、かなり喜ばれています。
挫折を繰り返されている方、そしてお子さんやお孫さんが将来、英語で苦しんで欲しくない方は、どうか、お気軽にご相談下さい。
カウンセリング内容
- なぜ日本人はいつまで経っても、英語を話せるようにならないのか。
- 言葉とは、どうやって紡がれるのか。
- どうすれば、日本語が抜けるのか。「英語脳」の実践。
- 今後の勉強方法について。
対象の方
- 英作文、フレーズ集、英会話スクール、オンラインレッスン、シャドーイング、やり直し教材などに、何度も挫折された方。
- スコアは取れても、簡単なことが言えず、それがどうしてなのか、その理由が分からない方。
- 「イメージ」と「話せる」の関係性が、ご不明な方。
- 基本動詞、前置詞などを口にしたいのに、なかなかできない方。
- 三単現のSがズレる、所有格や冠詞、単数複数形をいつも言い間違える方。頭では分かっていて、筆記では間違えないのに、英会話だとなぜかミスを乱発する方。それがレッスンを取っても、全く直らない方。
- なぜ今の英語教育が失敗し続けているのか、納得できる「明確な答え」が欲しい方。
- ヤル気と時間はあるのに、「やり方」が分からない方。もう英語で一体、何をしたいのか、わけが分からなくなっている方。
- なぜ「声を出さないといけない」のか、「独り言がいい」のか、しっくりこない方。
詳細(全て「Zoom」で行います)
1回コース(2万5千円)
- 一度にまとめてお話いたします。時間は、6時間程度になります。
- 「ご希望日・時間帯」をご提案ください(平日・土日の10:00〜24:00まで)
- また、「note」記事、「もしなる2完全版」も無料でお渡ししています。
- 実際に受けられてみて、もう一日話したい場合は、臨機応変にご対応します。
個人レッスン(月1万6千円)週1時間/月4回(※現在、定員のため受け付けておりません)
- 英語初心者の方に、文法を一から教えます(基本的に中学生以上になれば、「文法知識」がない限り、国内では話者にはなれません)
- まず、お気軽にお問い合わせください。無料で一度、お話させていただき、その後でお決め頂いても結構です。一通り、文法が終わったら、あとはオンライン英会話などで、長く英会話を継続していってください。そこまでの橋渡しをいたします。
- 英語指導歴は10年以上あります。誠心誠意、話者になるまで、お手伝いします。特に初心者の方は、英語学習は続きませんので、必ずどこかで教わったほうがいいと思います。一緒に楽しく、やっていきましょう。
- 使用予定テキストは、「Grammar in Use」です。1レッスンあたり、1〜2ユニット分、進めます(ただ、個人的に使いたいテキストがあれば、そちらを優先します)
講演・出演について
- 今まで、「英語の学び方」について、Podcastや子供英語タイムズ、名古屋県中部地区英語教育学会、大手学習塾、テレビ(KSB瀬戸内海放送、川上拓土君特集)、某大手学習塾などで、講演会・出演をしてきました。