【英語】前置詞「On」の使い方(Answer Key)
こちらは、前置詞「On」のイメージです。
覚えたら、フラッシュカードへどうぞ。
Answer Key
接触している
There’s an apple on the desk.
机の上にリンゴがあります。
▶︎何かに「接触」しているのが「on」の感覚です。
(よく「〜の上に」で覚えますが、重力の関係上、「上」になるケースが多くなります)
There are strawberries on the cake.
ケーキの上にイチゴが載っています。
She’s lying on the sand.
砂の上に横たわっています。
The exit sign is on the ceiling.
「Exit」サインが天井についています。
▶︎これも「接触」なので、「on」の感覚です。
(そのため、何かの「下」になることも、多々あります)
付着している
The stickers on the laptop are old.
ノートPCに貼ったステッカーは、古くなっています。
▶︎表面に付着する感覚も「on」で表現します。
The label on the bottle is white.
▲
そのボトルのラベルは白いです。
▶︎ラベルは表面にくるまっているので、「on」で表現します。
(「of」でも可能ですが、それはラベルがボトルの一部分だと考えた場合になります。ただネイティブに聞くと、この場合は「on」の方が自然、という意見です)
I hung these pictures on the wall.
壁に絵を掛けました。
Apples grow on trees.
リンゴは木に成ります。
▶︎木に「付着」している感覚です。
She drew “XOXO” on the mirror.
鏡の表面に、「XOXO」の文字を残しました。
(「XOXO」のマークは、「hug and kiss」の意味)
▶︎「鏡の中の世界」は「in」で表現しますが、表面に描いた場合は、「on」になります。付着した感じ。
I have a cut on my finger.
指に傷(cut)を負いました。
The shadows are on the wall.
影が壁に映っています。
身につく感覚
She has a tattoo on her arm.
腕にタトゥーがあります。
▶︎「tattoo」は体の表面にあるため、「on+体の部位」で表現できます。
She has a ring on her finger.
指輪をはめています。
He’s putting on his roller blades.
ローラーブレードを履いています。
(「put on」で「身に着ける」意味になります)
▶︎帽子も服なども(体の表面に)身につけるものは、「put on」で表現します。
(その反対は、「take off」の感覚です)
She’s putting on red lipstick.
口紅をつけています。
▶︎口紅やお化粧も「put on」の感覚です。
乗り物の感覚
She’s getting on the horse.
馬に乗っています。
▶︎何かの上に乗る感覚は「on」になります。
(車やタクシーの中に乗り込む感覚は、「in」になります)
She’s getting off the horse.
馬から降りています。
▶︎降りる場合は、「on」の反対の「off」を使います。
I got on the bus.
バスに乗り込んでいます。
▶︎バスや電車なども「on」を使います。決められた運行があり、そこに飛び乗り(on)、そして目的地に着けば、そこで飛び降りる(off)感覚です。
(そのため、船や飛行機など「公共機関」は、基本的に「on」を使います)
I’m getting on the train.
電車に乗り込んでいます。
I got on the escalator.
エスカレーターも「on/off」の感覚です。
支える
He’s standing on the stool.
スツールの上に立っています。
▶︎この場合、スツールが彼を「支えている」と考えます。
(こうして、「on」には「支える、支点になる」ニュアンスが出ます)
She’s standing on one foot.
片足立ちをしています。
▶︎片足が支えている、と発想します。
She’s standing on her tiptoes.
爪先立ちをしています。
▶︎足の指は「toe」、先っぽは「tip」で表現します。そのため、「stand on one’s tiptoes」で「爪先立ち」が表現できます。
She’s walking on crutches.
松葉杖(clutch)で歩いています。
He’s hopping on one foot.
ケンケンをしています。
▶︎「hop」はピョンピョンと跳ねる動詞です。そこに「on one foot」を付け加えれば、「ケンケン」になります。
面にタッチする、打つ
I kissed her on the cheek.
彼女の頬にキスしました。
He bumped his head on the ground.
頭を地面にゴツンとぶつけました。
▶︎「bump」はゴツンと打つ動詞です。今、地面に打ち付けたので、「on the ground」と表現します。
(ちなみに「たんこぶ」は、英語で「bump」と言います)
面している
My house is on the left.
自分の家が、左側にあります。
▶︎「接触」から、「面している」というニュアンスも「on」は表現できます。
(「on the left」で、「左側に面していること」が表現できます)
I keep cows on the farm.
農場(farm)で牛を飼っています。
They live on the coast.
この海岸に面した場所に住んでいます。
▶︎この場合、「by」や「near」も使えます。
Her picture is on page 47 of the magazine.
▲
彼女の写真は47ページにあります。
▶︎写真は「ページの平面」に乗っている(on)、と考えます。
▶︎ただ写真が「雑誌(本)に載っている」と言う場合は「Her picture is in the magazine(book).」で表現します。
(「page」なら「on」、「magazine/ book」なら「in」の感覚です)
時間的感覚の「on」
They went on a date on April 30th.
4/30にデートに行きました。
▶︎日付は「on」の感覚になります。
(年や季節は「in」、時刻などは「at」の感覚です)
I play soccer on Sundays.
日曜日にサッカーをします。
▶︎曜日も「on」の感覚になります。
The bus arrived on time.
時間通りにバスが到着しました。
▶︎「on」はピタリとした接触の感覚のため、「on time」で「時間通り」のニュアンスになります。
I finished the project on schedule.
スケジュール通りに、プロジェクトを終わらせました。
▶︎「on schedule」で「スケジュール通りに」のニュアンスです。
On my way home, I saw a stranger sitting on the step.
帰り道に、見知らぬ男が座っているのを見ました。
▶︎「on my way home」で「帰宅の途中」を表現できます。
特定の話題、トピック
He’s reading a book on math.
「数学に関する本」を読んでいます。
▶︎「接触」のニュアンスから、「on」には「…について」という意味が出ます。
▶︎「about」も使えますが、「on」はより専門的なニュアンスになります。
(それにピタリと「特化」している感じ)
Their discussion is on the environment.
「環境」に関する議論をしています。
手段
She’s playing a song on the piano.
ピアノで、曲を弾いています。
▶︎「何かの上で」のニュアンスから、「on」には「手段」の意味もあります。
She talked on the phone with her friend for an hour.
一時間、電話で友達と話しました。
I looked up some pictures on the internet.
写真をネットで探しています。
I heard the news on the radio.
ラジオでそのお知らせを聞きました。
He cut his toe on a piece of glass.
ガラスで足の指に怪我をしました。
〜の上に成り立つ
I live on a small salary.
薄給で生きています。
▶︎「on」には支える意味もありましたが、その後ろに「賃金」などを置いて、それで「成り立っている」というニュアンスも出せます。
I live on rice.
主食がお米です。
▶︎「live on…」で「…をメインに食べている」意味になります。お米に「支えられて(on)、生きている」ニュアンス。
This car runs on electricity.
この車は電気で動いています。
▶︎機械は「live」ではなく、「run(稼働する)」する感覚です。
交通手段
I go to work on a train.
電車で通勤しています。
▶︎「交通手段」にも「on」を使うこともできます。
持ち合わせている、所有している
I only have 1,000 yen on me.
今、1000円しかないようです。
▶︎「on」は「接触」のニュアンスから、「持ち合わせている状態」も表現できます。
支払い、責任
The drinks are on me.
「ドリンクの支払い」は自分につけてね。
▶︎「on」は「接触」から、「支払いを○○につける」意味になります。「It’s on me.」で、「自分のおごりだよ」という定番のフレーズ。
They blamed it on me.
周りが私を責めました。
▶︎「blame」は「責任を帰す」意味。全て自分につけた感じです。
一定期間、特定の活動中
The house is on fire.
家が火事になっています。
(火事」は「be on fire」で表現できます)
▶︎「on」は「一定期間、そういう状態である」ということも表現します。
These shirts are on sale.
シャツがセール中です。
▶︎「(一定期間)セールの状態になっている(on)」と考えます。
The band is on tour.
バンドがツアーに出ています。
▶︎「be on tour」で「ツアー中」の意味になります。
The officer is on duty.
職務中です。
▶︎「duty」は義務を表します。
(「be on duty」で「勤務中」の意味)
She’s on a diet.
ダイエット中です。
▶︎「be on a diet」で「ダイエット中」のニュアンス。
(「diet」は「健康的な食事」の意味)
She kept on crying even though they comforted her.
慰めてはいたのですが、彼女は泣き続けました。
(「comfort」は慰める動詞です)
▶︎「keep on …ing」で「ずっと…し続ける」意味です。
They went on a trip to Tokyo last week.
先週、東京に出張に行きました。
▶︎「go on a trip」で「旅に出る」意味です。
方向性
He’s still working on the problem.
その問題にいまだに、取り組んでいるようです。
▶︎「on」で「〜に対して、〜に向かって」のニュアンスも表現できます。
フラッシュカードで口頭練習
絵を見て、英語が出てくる状態になったら、フラッシュカードへどうぞ。
- 絵と一緒に、発音を聞いて、何度も声に出して覚える。
- ある程度言えるようになったら、フラッシュカードにチャレンジ。