【英語】前置詞「Of」の使い方（Answer Key）

こちらは、前置詞「Of」のイメージです。

覚えたら、フラッシュカードへどうぞ。

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Answer Key

所属、所有、繋がり、抽出

The handle of the mug is broken off.

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カップの取っ手（handle）が壊れて落ちました。
▶︎「of」は、「ポコリと抽出する」ニュアンスです。「何かの一部分」のニュアンス。
▶︎「off」は離れるニュアンスなので、壊れて取れたなら「be broken off」で表現できます。

The arms of the chair are white.

アーム部分が白いです。
▶︎アームは椅子の一部分なので、「of」で表現します。

The lid of the pot is made of glass.

鍋の蓋部分は、ガラス製です。
▶︎蓋は鍋の上に載っているので、場所としては「on the pot」ですが、この場合は「鍋に付属している蓋」として捉えるので、「of the pot」で表現します。

The peak of the mountain is covered with snow.

▲
山頂部分は、雪で覆われています。
▶︎もちろん山頂部分は、山の一部なので「of」で表現します。「on」だと、「山とは関わりのないもの」が上に載っている感覚になります。

Would you like a glass of water?

グラス一杯の水はどう？
▶︎「水一杯」分を、ポコリと抽出したニュアンス。

Here is a bunch of grapes.

ブドウが一房あります。
▶︎「ぶどう一粒」は「grape」で表現します。そして今、「一束分（bunch）」を取り出しました。

A flock of birds is flying across the sky.

鳥の一群が、空を横切っています。

They’re sharing a bar of chocolate.

板チョコ一枚分を、分け合っています。

I put a lump of sugar in my coffee.

砂糖一塊分を、コーヒーの中に入れました。

I need a new pair of glasses.

新しいメガネが必要だ。
▶︎メガネは対になっているので、「a pair of glasses」で数えます。

She’s eating a slice of cake.

ケーキ一切れ分を食べています。

The chair is made of wood.

この椅子は木から作られました。
▶︎こうして加工されず、「ポコリと抽出されて作られた」場合は「be made of…」を使います。
（一方、チーズやワインのように、加工された場合は、「be made from…」の感覚になります）

The name of this team is the Raccoons.

そのチームの名前は「Raccoons」です。

He used to be the president of the United States.

オバマ氏はアメリカ合衆国の大統領でした。
▶︎大統領は「アメリカという国家」に所属しています。

The results of my exam were terrible.

試験結果が悪かった。

The color of his shirt is blue.

彼のシャツは青いです。

The wall of this room is thick.

この部屋の壁は、厚いです。

Next Thursday is the fourth of July.

次の木曜日は７月４日です。

Most of the students are bored.

ほとんどの生徒が退屈しています。
▶︎こうして「of」を使って、「割合」を表現することができます。

One of the students fell asleep during class.

授業中、一人の生徒が居眠りしました。

He is a friend of mine.

彼は彼女の友達の中の一人です。

He is the younger of my two brothers.

真ん中の男の子が、二人いる兄弟のうちの若い方です。

I took a picture of the waterfall.

滝の写真を撮りました。
▶︎写真は、「滝（waterfall）から抽出されたもの」と考えます。

I painted a picture of the sun on the bench.

ベンチに太陽の絵を描きました。

地域への所属

The people of Japan usually follow traffic rules.

日本の人々は交通ルールを守ります。
▶︎この場合、「Japanese people」とも言えますが、「人々+of+地名」にすることで、少し改まった響きになります。

The animals of Africa are used to hot weather.

アフリカにいる動物は、暑い天候に慣れています。

行動の主体

The renovation of the building started last week.

先週、改装（renovation）が始まりました。

The police conducted a quick investigation of the crime.

警察は調査（investigation）を始めました。

感情の繋がり、出どころ

He’s afraid of ghosts.

彼は幽霊を恐れています。
▶︎「afraid」は恐れの感情です。それが、「ghosts」に繋がっています。こうして「of」で、「感情の出どころ」を表現できます。

I’m really proud of you.

（卒業して）自分は嬉しいよ。
▶︎「proud」は、誰かが何かを達成したときの、共に喜ぶ気持ちです。

原因

Many people around the world died of coronavirus.

世界中の人がコロナで亡くなりました。
▶︎死とコロナに、「切っても切れない」関係があります。こうして、「die of…」を使い、死因を伝えることができます。

奪う、取り除く

She was robbed of her bag.

彼女はバッグを奪われました。
▶︎「of」は分離を表すことから、何かを奪う、奪われる時にも使われます。
▶︎「rob」は奪う動詞で、「rob A of B」で「AからBを奪う」意味になります。

Cats get rid of mice.

猫はネズミを駆逐します。
▶︎「get rid of …」で、「…を取り除く」意味です。

行動に対しての気持ち

It was very kind of you to say that.

そう言ってくれて、ありがとう。
▶︎相手の「kind」な部分を取り出し、お礼を伝えています。

That was so thoughtful of you.

大事にしてくれて、ありがとう。
▶︎「thoughtful」は、「思いやる」気持ちです。

フラッシュカードで口頭練習

絵を見て、英語が出てくる状態になったら、フラッシュカードへどうぞ。

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金沢優

英語講師、小説家

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石川県出身。上智大学法学部国際関係法学科を卒業後、マスコミ業界へ。

その後、学習塾、英会話スクール教室長、大手英会話スクールの本部勤務を経験。その中で、日本の英語教育の「大きな問題点」に気付く。

2017年、脚本賞を受賞した「もしも高校四年生があったら、英語を話せるようになるか」を幻冬舎より出版（重版4回達成）「英語に失敗した大人世代」から大きな共感を得る。

現在は一般企業にて英語を使って働きながら、主にInstagramを通し、学び方についても発信中。その他にも講演会の実施やテレビ出演など。