「卒業する」を英語にすると?ー「他動詞」と「自動詞」
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「他動詞」と「自動詞」
英文法のおさらいになりますが、動詞には「他動詞」と「自動詞」があります。
他動詞の代表的なものとしては、「love」があります。
他動詞「love」の例文
I love you.
(私はあなたを愛している)
「love」を使う場合、「loveする相手(目的語)」が必要です。このように目的語を必要とするものが「他動詞」です。
一方、自動詞の代表的なものには「walk」があります。
自動詞「walk」の例文
He walked towards the sun.
(彼は太陽に向かって歩いた)
「walk」単独で、意味が成り立ちます。「…を」に当たる目的語は要りません。
そのため、この「walk」は「自動詞」になります。
動詞によって、色んなパターンがあるので、その都度覚えていく必要があります。
そして、「卒業する」動詞の「graduate」は「自動詞」になります。つまり、その後に目的語を持ってくることはできません。
そのため、答えはこうなります。
ちなみに、ドアや窓をノックする時の動詞「knock」も要注意です。
これは「自動詞用法」となり、必ず動詞の後ろに前置詞句が必要になってきます。
自動詞「knock」の例文
I knocked on the door but no one answered.
(ドアをノックしたけど、返事がなかった)
ただしドアなどではなく、力強く引っ叩く感じで「knock」を使った場合は「他動詞用法」となり、すぐに目的語を持ってこれます。
他動詞「knock」の例文
I knocked him to the ground and kicked him.
(私は彼を地面に殴り飛ばし、蹴った)
このように、動詞を「他動詞」として使う場合は、「目的語に大きな力が加わる」と覚えておいて下さい。
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