自動詞と他動詞

「卒業する」を英語にすると?ー「他動詞」と「自動詞」

管理者

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クイズ

She graduated ____ college in only three years.
(彼女はたった3年で大学を卒業した)

A)from B)何もいらない

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「他動詞」と「自動詞」

英文法のおさらいになりますが、動詞には「他動詞」と「自動詞」があります

重要

「他動詞」は目的語を必要とし、「自動詞」は目的語を必要としないものです。

他動詞の代表的なものとしては、「love」があります。

他動詞「love」の例文

I love you.
(私はあなたを愛している)

「love」を使う場合、「loveする相手(目的語)」が必要です。このように目的語を必要とするものが「他動詞」です。

一方、自動詞の代表的なものには「walk」があります。

自動詞「walk」の例文

He walked towards the sun.
(彼は太陽に向かって歩いた)

「walk」単独で、意味が成り立ちます。「…を」に当たる目的語は要りません。

そのため、この「walk」は「自動詞」になります。

注意

しかし一方で、自転車を押して歩いていたら、「walk a bike」などと、「walk」も他動詞用法になります。

動詞によって、色んなパターンがあるので、その都度覚えていく必要があります。

そして、「卒業する」動詞の「graduate」は「自動詞」になります。つまり、その後に目的語を持ってくることはできません

そのため、答えはこうなります。

答え

A)from

She graduated from college in only three years.
(彼女はたった3年で大学を卒業した)

ちなみに、ドアや窓をノックする時の動詞「knock」も要注意です。

これは「自動詞用法」となり、必ず動詞の後ろに前置詞句が必要になってきます

自動詞「knock」の例文

I knocked on the door but no one answered.
(ドアをノックしたけど、返事がなかった)

ただしドアなどではなく、力強く引っ叩く感じで「knock」を使った場合は「他動詞用法」となり、すぐに目的語を持ってこれます

他動詞「knock」の例文

I knocked him to the ground and kicked him.
(私は彼を地面に殴り飛ばし、蹴った)

このように、動詞を「他動詞」として使う場合は、「目的語に大きな力が加わる」と覚えておいて下さい。

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ABOUT ME
金沢優
金沢優
英語講師、小説家
石川県出身。上智大学法学部国際関係法学科を卒業後、マスコミ業界へ。

その後、学習塾、英会話スクール教室長、大手英会話スクールの本部勤務を経験。その中で、日本の英語教育の「大きな問題点」に気付く。

2017年、脚本賞を受賞した「もしも高校四年生があったら、英語を話せるようになるか」を幻冬舎より出版(重版4回達成)「英語に失敗した大人世代」から大きな共感を得る。

現在は一般企業にて英語を使って働きながら、主にInstagramを通し、学び方についても発信中。その他にも講演会の実施やテレビ出演など。
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