「…について話し合う」を英語にするとどうなるでしょうか?
「他動詞」と「自動詞」
英語の動詞には大きく分けて「他動詞」と「自動詞」があります。
「他動詞」は目的語を必要とし、「自動詞」は目的語を必要としないものです。
他動詞の代表的なものとしては、「love」があります。
I love you.
(私はあなたを愛している)

「love」を使う場合、「loveする相手(目的語)」が必要です。このように目的語を必要とするものが「他動詞」です。
そして自動詞には「walk」があります。
He walked towards the sun.
(彼は太陽に向かって歩いた)

「walk」単独で意味を成しています。目的語は要りません。そのため、この「walk」は「自動詞」になります。
⚠️ただし自転車を押して歩いていたら、「walk a bike」などと他動詞用法になります。
Ex) She’s walking her bike over the bridge.
(彼女は自転車を押して、橋を渡った)
「discuss」は他動詞
そして日本人がよく間違うのは、「discuss」という動詞です。
「…について話し合う」という意味ですが、「…について=about」でインプットしているため、どうしても「discuss about …」と組み立てがちになります⚠️
しかし「discuss」は「他動詞」なので、すぐに目的語を持ってこれます。
They’re discussing the problem among themselves.
(彼らはその問題について話し合っている)

「discussing about the problem」はNGです(ただし、同じ議論する意味の「argue」であれば、「about」を入れます)
ちなみに動詞「discuss」ではなく、名詞「discussion」を用いた場合であれば「about」や「on」を入れて表現します。
They had a frank discussion about the issue.
(彼らはその問題について、フランクに話し合った)

その他の気を付けるべき他動詞
explain
…について説明する
The professor explained the poem to the students.
(その教授は生徒たちに、そのポエムについて説明した)

「explain about the poem」はNGです⚠️
marry
…と結婚する
I married Lisa last year.
(私は去年、リサと結婚した)

「marry with Lisa」はNGです⚠️
覚えた表現は、オンラインレッスン中に使っていく中で定着していきます。
全て「無料体験」がありますので、自分に合ったスクールや講師が見つかるまで、色々と試してみて下さい。