「穴を落ちていく」を英語で言うと?ー「down」と「off」の感覚の違い
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金沢優のイメージ・語源で考える英語・英会話
I always write everything down.
(私はいつも全て書き留めているの)
A)up B)down
答えは「down」になります。
B)down
I always write everything ____.
(私はいつも全て書き留めているの)
さて、「down」のニュアンスはもちろん、「下に」です。
She’s walking down the stairs.
(彼女は階段をくだっています)
そして、ここから色んなニュアンスに派生しますが、「書き留める、記録に残す」という意味にも繋がります。
Let me jot down your number and I’ll call you tomorrow.
(あなたの電話番号をメモ書きするから、明日電話するね)
「jot down」は口語表現で、「サッとメモ書き」する意味で、よく使います。
ではなぜ「down」に「書き留める、記録に残す」ニュアンスが出たのかというと、恐らく書くのは「下に落とす」感覚だからでしょう。
以下、この「down」を使った例文になります。
ちなみに一方で、辞書で単語を調べる時、「look up」という表現を使います。
I looked up the word in the dictionary.
(私は辞書でその言葉を調べた)
これは「書き留める、記録する」という「down」の逆で、「浮き上がらせる、発見する=調べる」ニュアンスから来ていると考えられます。
ひとまず、「down」にはこのように「書き留める、記録する」というニュアンスがある、ということだけ、おさえておきましょう。
以上、「down」について、でした。