受動態

受動態の文章で「by」以外を使うケース

管理者

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クイズ

The town is covered ____ snow.
(その町は雪で覆われた)

A) by B) with

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「直接的に影響を受けている」場合は「by」で繋ぐ

まず上のクイズの場合、町は覆っているのではなく覆われているので、「受動態」の文章で組み立てます。

そして受動態の文章でよく使うのは、もちろん「by」です。

「by」を使った受動態の文章

He was killed by her.
(彼は彼女によって殺された)

彼女が直接、彼に影響を与えました(殺した)

重要

このように、自ら積極的に働きかけて行った場合は「by」で繋ぐことができます

ちなみに「by」は元々「近くに」というニュアンスですが、そこから「(そのものの)直接の影響で」という意味に派生しました。

このように受動態の文章は、主語が直接的に「…される」ケースがほとんどなため、基本的に「by」で繋ぐことが多くなります。

受動態を「by」以外で繋ぐパターン

では、クイズに戻ります。町が雪で覆われたパターンです。

この場合、雪が自ら積極的に覆っていったのかどうか、で考えます

もちろんですが、そうではありませんね。

そのため、「by」はニュアンス的にマッチせず、答えはこうなります。

答え

B) with

The town is covered with snow.
(その町は雪で覆われた)

「with」は「道具」の感覚です。

そのため、「雪を使って(with)、町が覆われた」というニュアンスで表現します。

ただしこの場合、「by snow」と表現することは文法上、可能です。ただしその時は、雪がすっぽりと包み込んでいる、町を飲み込んでいるようなイメージになるため、クイズのイメージと合いません。

また、「in」を使って、「The town is covered in snow.」とするケースもありますが、その場合は「朝起きたら、一面銀世界だったみたいな時に使う」とネイティブが言っていました。スポッと入り込んだ感じ。

いずれにしろ、普通に雪が降って、町中が積もった場合は、「with」で繋ぐのが一般的です。

その他、受動態で「by」以外のものを使うケース

その他に、受動態の文で「by」以外のものを使うケースを紹介します。

事故の場合は「in the accident」

He was killed in the accident.

:彼は事故で亡くなった。

事故で「…された」場合は、「in the accident」で表現します。事故が積極的に働きかけたのではなく、「事故の中(in)で…された」と考えるからです。

カナダで話されている場合は「in Canada」

English is spoken in Canada.

:英語はカナダで話されている。

これもカナダが積極的に働きかけたわけではなく、「カナダの中で話されている」と考えるため、「in」を使います。

みんなに知られている場合は「to everyone」

The song is known to everyone.

:その歌はみんなに知られている。

これもみんなが積極的に知るように働きかけたのではなく、結果的に伝わっていったニュアンスなので、到達点を表す「to」で繋ぎます。

知らせに驚いた場合は「at the news」

She was surprised at the news.

:彼女はその知らせに驚いた。

基本的に「…で驚かされた」場合は、「be surprised at …」で繋ぎます。「at」は「点」のイメージで、「驚きの感情の照準」がそこにポンッと合わさった感じです。

「by surprised by …」で表現することもできますが、その場合は「どうして驚いたのか」という「原因」に比重が置かれます。

以上、受動態の文章で「by」以外を使うケースでした。

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ABOUT ME
金沢優
金沢優
英語講師、小説家
石川県出身。上智大学法学部国際関係法学科を卒業後、マスコミ業界へ。

その後、学習塾、英会話スクール教室長、大手英会話スクールの本部勤務を経験。その中で、日本の英語教育の「大きな問題点」に気付く。

2017年、脚本賞を受賞した「もしも高校四年生があったら、英語を話せるようになるか」を幻冬舎より出版(重版4回達成)「英語に失敗した大人世代」から大きな共感を得る。

現在は一般企業にて英語を使って働きながら、主にInstagramを通し、学び方についても発信中。その他にも講演会の実施やテレビ出演など。
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