【英語】動詞「Speak / Talk」の使い方(Answer Key)
- 「speak/talk」の違い
- Speak
- 声を出して意見を述べる、話す
- She spoke to her co-worker about the project.
- Please don’t speak to me right now.
- She spoke wisely about our company’s future.
- You’re speaking too fast.
- He speaks with a British accent.
- The president spoke to the nation on TV.
- She spoke at the conference.
- Generally speaking, people who exercise are healthier.
- She always speaks ill of me.
- 言語を話す
- 声を出して意見を述べる、話す
- Talk
- 双方向で話す、対話する
- They’re talking about their homework.
- She talked to her boss about her vacation.
- We need to talk.
- We talked on the phone for one hour.
- Who are you talking to on the phone?
- Would you please stop talking during the movie?
- No talking during the exam, please!
- She started talking when she was only 10 months old.
- It’s rude to talk about people behind their backs.
- The salesperson talked me into buying the car.
- He talked me out of drinking alcohol.
- When the teacher asked her for her homework, she started talking nonsense.
- 双方向で話す、対話する
- フラッシュカードで口頭練習
「speak/talk」の違い
speak
「speak」は、「声を使って述べる」ところに焦点があります。そのため、「speaker」なら、「拡声器」や講演の「話者」などに当たります。
She spoke to her co-worker about the project.
そのプロジェクトについて、話しかけました。
「双方向で話す」ということではなく、「話しかけた」というニュアンスが出ます。
The president spoke to the nation on TV.
そのため、この場合は普通、「speak」を使います。テレビで一方的に話しかけるのは、「speak」の感覚だからです。視聴者は発言できません。
また、言語を話すのも「speak」を使います。
She can speak Chinese and English.
talk
一方、「talk」は「双方向で話す」ところに焦点があります。
They’re talking about their homework.
宿題について、話し合っています。「双方向」のニュアンスが出ます。
We need to talk.
この場合もそうですね。話し合うところに焦点があるので、「speak」はおかしくなります。
また、「〜について話す」場合は、「talk about/on …」と繋ぎます。
以下、それぞれの用法を見てみましょう。
Speak
【三単現S】speaks【現在進行形】speaking【過去形】spoke【過去分詞】spoken
声を出して意見を述べる、話す
She spoke to her co-worker about the project.
▶︎「talk」にもできますが、その際は「双方向で話すニュアンス」が出ます。
“Hello. Can I speak to Jane?”
“Speaking.”
ジェーンに代わってくれますか?
私です。
▶︎電話をかける時は、「Can I talk to Jane?」としても大丈夫ですが(カジュアルなイメージになります)、受ける時は「Speaking」と返します(「Talking.」とは言いません⚠️)
▶︎もしくは、「Yes, this is Jane.」などと返せます。
Please don’t speak to me right now.
今は話しかけないでくれ。
She spoke wisely about our company’s future.
▶︎双方向ではなく、一方的に話しているので、この場合は「speak」で表現します。
You’re speaking too fast.
速く話しすぎよ。
He speaks with a British accent.
ブリティッシュアクセント訛りで、彼は話します。
The president spoke to the nation on TV.
▶︎この場合は、「talk」は使えません。一方的にテレビで国民に話しかけたからです。「talk」にすると、話し合った感じになります⚠️
She spoke at the conference.
会議で、彼女は話しました。
Generally speaking, people who exercise are healthier.
一般的に言うと、運動をすると健康的になれます。
▶︎「generally speaking」で、「一般的に言うと」の意味です。
She always speaks ill of me.
▶︎「speak ill of …」で、「…の悪口を言う」意味です。
(この場合、「speak poorly of …」とも言い換えられます)
▶︎良く言う場合は、「speak well of…」で表現できます。
言語を話す
She can speak Chinese and English.
中国語と英語を話せます。
English is widely spoken around the world.
英語は、世界中で幅広く話されています。
Talk
【三単現S】talks【現在進行形】talking【過去形】talked【過去分詞】talked
双方向で話す、対話する
They’re talking about their homework.
宿題について、話し合っています。
She talked to her boss about her vacation.
休暇について、彼女は上司と話しました。
▶︎この場合、「speak」も使えますが、「talk」だと双方向のイメージが出せます。
We need to talk.
話し合う必要がある。
▶︎この場合、「話し合う」ニュアンスなので、「talk」しか使えません。
We talked on the phone for one hour.
一時間、電話で話しました。
Who are you talking to on the phone?
電話で、誰と話しているの?
Would you please stop talking during the movie?
No talking during the exam, please!
試験中は、話さないように。
She started talking when she was only 10 months old.
▶︎赤ちゃんが話し始めるのは、通常「talk」を使います。
(言葉で、やり取りをするニュアンス)
It’s rude to talk about people behind their backs.
人の陰口を言うのは、失礼だ。
▶︎「talk behind someone’s back」で、「…の陰口を言う」意味になります。
The salesperson talked me into buying the car.
そのセールスマンは、私にその車を買うよう、説得した。
▶︎「talk someone into doing …」で、「人に…するよう説得する」意味です。
He talked me out of drinking alcohol.
彼は私にアルコールを飲まないように、説得した。
▶︎「talk someone out of doing …」で、「人に…しないよう説得する」意味です。
When the teacher asked her for her homework, she started talking nonsense.
先生は宿題を出すよう言いましたが、意味のないことを話しました。
▶︎「talk nonsense」で、「意味のないことを言う、たわ言を言う」意味です(例えば、宿題をヤギに食べられた、突風に飛ばされた、などです)
フラッシュカードで口頭練習
絵を見て、英語が出てくる状態になったら、フラッシュカードへどうぞ。
- 絵と一緒に、発音を聞いて、何度も声に出して覚える。
- ある程度言えるようになったら、フラッシュカードにチャレンジ。