【和製英語】よくある間違いフレーズ(Answer Key)
こちらは、和製英語「よくある間違いフレーズ」のAnswer Keyです。
覚えたら、フラッシュカードへどうぞ。
- Answer Key
- “You can do it!”
- Is Monday convenient for you?
- Can I have your phone number?
- Could you tell me the way to the station?
- Where do you come from?
- I go to the office at 8 a.m. every day.
- I’m bored.
- How old is this wine?
- I’m a positive thinker.
- I was really impressed by her vocabulary.
- The coach gave us a lot of good advice.
- She’s a new employee.
- Why don’t you ask him out?
- I took three days off in a row.
- Don’t worry about it.
- “You can do it!”
Answer Key
“You can do it!”
❌「ファイト!」
▶︎「fight」は「戦う」意味の動詞です。そのため「Fight, fight」と言うと、「ケンカだ、ケンカだ!」のニュアンスで捉えられるかもしれません。
▶︎この場合、その他にも「Hang in there!(耐えろ)」や「Go, go, go!(行け行け行け)」や「Don’t give up!(あきらめるな)」などが使えます。
Is Monday convenient for you?
❌「Are you convenient on Monday?」
▶︎「convenient」の主語は、人を取れません。
▶︎「何時が都合がいいですか?」は「What time is convenient for you?」で表現できます。
▶︎またこの場合、「Are you available(free) on Monday?」とも聞けます。
Can I have your phone number?
❌「Please teach me your phone number?」
▶︎よく間違えて「教える」から「teach」を使いがちですが、「teach」は学問・知識・技能などを系統立てて教えるものなので、この場合は使えません⚠️
▶︎その他にも、「Please give(tell) me your phone number?」などと言えます。
Could you tell me the way to the station?
❌「Could you teach me the way to the station?」
▶︎もちろん、これも「teach」はNGです。
Where do you come from?
どちらの出身なんですか?
❌「Where did you come from?」
▶︎「出身」を尋ねる場合は、現在形で表します。というのも出身は「普遍の事実」だからです。ここを「Where did you come from?」で訊ねると、「(今)どこから来たの?」のニュアンスになり、「出身」の感覚とズレます。
▶︎またもちろんこの場合、「Where are you from?」とも尋ねられます(その返しは「I’m from Canada./ I come from Canada.」などで)
I go to the office at 8 a.m. every day.
❌ I go to the company at 8 a.m. every day.
▶︎「会社=company」と覚えて「company」を入れがちですが、「company」は従業員を含め「企業全体」を表し、「仕事場」としてのニュアンスとしては適しません。この場合は「office」を使います。
▶︎そのため、退社するニュアンスで「I’ll leave the company at 6 pm today.」と言うと、「退職する」意味で捉えられるかもしれません。その場合も「office」を使います。
I’m bored.
❌「I`m boring.」
▶︎「ああ、退屈だ」の意味ですが、「boring」にしてしまうと、「自分が退屈させるような奴だ」のニュアンスになります。
How old is this wine?
❌「How many years is this wine?」は、意味をなしません⚠️
▶︎「How old…?」で「人の年齢」だけでなく、ワインや建物などが「どれくらい古いか」を尋ねることができます。
I’m a positive thinker.
❌「I’m positive.」だと、「もちろんです(I’m sure.)」や「(検査)などで陽性です」の意味になってしまいます。
▶︎その他、「I’m a positive person.」とも表現できます。
I was really impressed by her vocabulary.
彼女の語彙の多さに、感心した。
❌「vocabularies」としないよう、注意です⚠️「vocabulary」は単数形で使います。
▶︎「I need to build my vocabulary./ 語彙をもっと増やさないといけない」
The coach gave us a lot of good advice.
コーチは沢山のアドバイスをくれた。
❌「advices」としないよう、注意です(「advice」は単数形で使います)⚠️
She’s a new employee.
❌「She’s a freshman.」
▶︎「freshman」は大学などの「1年生」を指します。この場合、「新しく雇われた」と考え、「a new employee」で表現できます。
▶︎その他にも「She was recently hired at the company.」などで表現できます。
Why don’t you ask him out?
❌「Why don’t you attack him?」
▶︎よく日本語では「アタックしてみたら?」と言いますが、そのまま使うと「攻撃する」ニュアンスになってしまいます。「ask someone out」で「デートに誘う」意味になります。
▶︎その他にも「Why don’t you make a move?」でも表現できます。
I took three days off in a row.
❌「I took holidays in a row.」
▶︎「holiday」は「holy day(聖なる日)」で、「祝日」を表します。そのため、個人的に取った休暇には使わず、「day off」を使います。
(この場合、「two day offs」ともしないよう、注意です。「two days off」と、複数形は「day」につきます)
▶︎「in a row」で「連続して」のニュアンスです。
Don’t worry about it.
気にしないでいいよ。
❌「Don’t mind.」
1)「ドンマイ」と声を掛けて励ますのは、和製英語です。この場合、「失敗を気にするな、心配する必要はないよ」という意味で、「Don’t worry (about it).」などと言うのが、一番日本語の「ドンマイ」に近いニュアンスになります。
2)ただし、「Never mind.」という表現は存在します。ただしその場合は、「Do you know where my keys are? Oh, never mind.Here they are.(私の鍵どこにあるか知っている?あ、気にしないで。ここにあったわ)」のように、「先ほど言ったことはもう解決したから気にしないで」という、使い方をします。
フラッシュカードで口頭練習
絵を見て、英語が出てくる状態になったら、フラッシュカードへどうぞ。
- 絵と一緒に、発音を聞いて、何度も声に出して覚える。
- ある程度言えるようになったら、フラッシュカードにチャレンジ。