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【英語】形容詞「Tall / High」の違い

管理者
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「tall/high」の違い

tall

「tall」は、「丈の長さ」を表します。


The giraffe is the tallest animal in the world.

このように「tall」の視点は「地面からてっぺんまで」にあり、「縦方向の長さ」です。そのため「tall」は、人の身長やビル、グラスなど、「長細いもの」に使われる傾向にあります。

ちなみに「横方向」になれば、「long」の感覚に変わります。そのため、川などは「long」になります。

high

一方「high」は、「地点の高さ」に焦点があります。


The mountain peaks are high.

これで、山の頂上が高いことが表現できます。

また、「high」は「tall」と違い、価格や数値、精神状態など、色んなものに使うことができます。


The temperature is getting higher.

以下、それぞれの用法を見てみましょう。

tall

The giraffe is the tallest animal in the world.


キリンは一番背が高い動物です。

      🔈

He’s the tallest person in the crowd.


人混みの中で、彼は一番背が高いです。

      🔈

I’m 130 centimeters tall.


僕は130センチだ。
✅「be ○○ centimeters tall」で「○○センチである」ことが表現できます。

      🔈

The buildings are tall.


✅ビルも基本的に「tall」を使います。

      🔈

There are tall trees across the field.


      🔈

The beer was served in a tall glass.


ビールは、丈の高いグラスで出されました。

      🔈

high

The mountain peaks are high.


山の頂上は高い。

      🔈

The wall is too high to climb over.


その壁は高すぎて、越えられない。

      🔈

The clouds are high above the ground.


地上高くに、雲が浮かんでいます。

      🔈

This room has a high ceiling.


天井が高い。

      🔈

The car is traveling at a high speed.


その車はハイスピードで走っています。

      🔈

He has a high fever.


熱が高い。

      🔈

He earns a high salary.


彼は給料が高い。

      🔈

The price of gas is high.


ガソリンの値段が高い。

      🔈

The children are in high spirits.


その子供たちは、元気がある。
✅「be in high spirits」で「元気がある、精力的である」意味です。
(一人であっても、「spirit」は常に複数形で表現します)

      🔈

We manufacture high quality products.


私たちはハイクオリティの製品を作っています。

      🔈

She got a high grade on the test.


テストで、高い成績を出しました。
✅高い成績を出すのは「get a high(good) grade」などと、「get」を使います。手に入れる、獲得するニュアンス。「take」は使いません⚠️

      🔈

She has a high voice.


彼女は声が高い。

      🔈

He’s high on cocaine.


コカインで、精神的にハイな状態だ。
✅アルコールの場合は「high」ではなく、「drunk」を使います⚠️

      🔈

フラッシュカードで口頭練習

絵を見て、英語が出てくる状態になったら、フラッシュカードへどうぞ。

  1. 絵と一緒に、発音を聞いて、何度も声に出して覚える
  2. ある程度言えるようになったら、フラッシュカードにチャレンジ。
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ABOUT ME
金沢優
金沢優
英語講師、小説家
石川県出身。上智大学法学部国際関係法学科を卒業後、マスコミ業界へ。

その後、学習塾、英会話スクール教室長、大手英会話スクールの本部勤務を経験。その中で、日本の英語教育の「大きな問題点」に気付く。

2017年、脚本賞を受賞した「もしも高校四年生があったら、英語を話せるようになるか」を幻冬舎より出版(重版4回達成)「英語に失敗した大人世代」から大きな共感を得る。

現在は一般企業にて英語を使って働きながら、主にInstagramを通し、学び方についても発信中。その他にも講演会の実施やテレビ出演など。
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