「雨が雪に変わる」を英語で考えると?ー前置詞「into」のニュアンス

管理者
変化する動詞は「turn」
まず、雨が「違うもの」に変化する動詞、「turn」を入れます。
もちろん「turn」は「Uターン」のように、「クルッと回る」意味ですが、その「転じる」ニュアンスから、「変化」を表す時にもよく使います。
基本動詞「turn」の感覚
The leaves turned yellow.
(葉が黄色くなった)

秋の紅葉はこのように、正しく動詞「turn」で表現できます。
そして、ここで使う前置詞は「into(…の中へ)」になります。
なぜ「into」が「変化」を表すのに最適な前置詞なのか。
それは、「別の状態」から「違う新しい状態」に入り込んだ、と考えられるからです。
「into」の感覚
The glass broke into pieces when it fell on the floor.
(そのグラスは床に落ちた時に、粉々になった)

完全体の状態から、粉々の状態へと変わリマした。
「状態」を空間(in)と捉え、そこに到達する(to)意味で、「in+to」が変化を表す役割を果たすわけです。
その他の「turn into …」の例文を紹介します。
- I have a recurrent dream that I’ve turned into an elephant.
(ゾウに変化しる夢を最近見たんだ) - The novel was turned into a successful Hollywood film.
(その小説はハリウッドで大ヒット映画となった) - In a flash, the prince turned into a frog.
(一瞬にして、王子はカエルになった)
「turn into …」はよく使える表現なので、是非覚えておきましょう。
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