turn

句動詞「turn on」の意味と使い方

管理者

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クイズ

He turned ____ the gas and lit the stove.
(彼はガスをつけ、コンロに火をつけた)

A)on B)out

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「turn on」は「スイッチを入れて、作動させる」

答えは「on」になります。

答え

A)on

He turned on the gas and lit the stove.
(彼はガスをつけ、コンロに火をつけた)

まず、動詞「turn」「くるりと向きを変える」動詞です。

「turn」のイメージ例文

I turned the steering wheel to the right.
(私は車のハンドルを右に回した)

次に「on」はもちろん、「接触」の感覚です。そして、そこから「稼働している」ニュアンスが出せます。

「on」の感覚

The officers is on duty.
(彼は勤務中だ)

その反対はもちろん、「off duty」です。

日本語でも「off」を「休み」の代わりに使いますが、「on」ならもちろん「働いている」ニュアンスですね。

重要

こうしてこの二つが合わさり、「turn on」となると、「くるっと回して稼働させる」から、「電源を入れる、作動させる、ガスや水道などを出す」ニュアンスになります。

Ex) He turned on the gas and lit the stove.
(彼はガスをつけ、コンロに火をつけた)

ちなみにその昔は、今のように「ボタン式」ではなく、全て「ダイヤル式」でした。そのため、スイッチを入れるのは、全て「回して(turn)」入れていたわけです。

今でも「turn」が使われているのは、その名残ですね。

以下、その他の意味も含めて、例文と一緒に感覚を掴んでみましょう。

句動詞「turn on」の例文とイメージ

電源を入れる、作動させる、ガスや水道などを出す

Ex) I turned on the TV with the remote.
(私はリモコンで、テレビの電源を入れた)

  • She turned on the computer.
    (彼女はコンピューターの電源を入れた)
  • I turned on the faucet.
    (私は蛇口をひねった)

夢中にさせる

Ex) His books turned me on to science.
(彼の本のおかげで科学に興味を持った)

「興味を持つ=スイッチが入る」と考えます。

  • Jazz has never really turned me on.
    (ジャズは自分に全く刺さらない)
  • It was Walter who turned me on to vegetarian food.
    (ベジタリアン食を教えてくれたのはウォルターだった)

性的に興奮させる

Ex) The way he looked at her really turned her on.
(彼の視線が彼女を性的に興奮させた)

これも同じ考えで、「性的に興奮する=スイッチが入る」と考えます。

  • I like him, but he doesn’t turn me on.
    (彼のことは好きだけど、その気にはならないかな)
  • She gets turned on by men in uniform.
    (彼女は制服を着た男に興奮する)

急に攻撃する

Ex) The dogs suddenly turned on each other.
(その犬は突然お互い、攻撃を始めた)

  • Why are you all turning on me?
    (どうしてみんな、自分を攻撃するの?)
  • She gets turned on by men in uniform.
    (彼女は制服を着た男に興奮する)

…に依存する、…次第である

Ex) Much turns on the outcome of the current peace talks.
(ほぼ全ては現在の和平交渉の結果に、大きく左右される)

この場合の「on」は「依存」のニュアンスです。「depend on …」と意味は同じです。

  • As usual, everything turns on how much money is available.
    (いつものことだが、全ては資金がどれだけあるかによって決まる)

以上、句動詞「turn on」について、でした。

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ABOUT ME
金沢優
金沢優
英語講師、小説家
石川県出身。上智大学法学部国際関係法学科を卒業後、マスコミ業界へ。

その後、学習塾、英会話スクール教室長、大手英会話スクールの本部勤務を経験。その中で、日本の英語教育の「大きな問題点」に気付く。

2017年、脚本賞を受賞した「もしも高校四年生があったら、英語を話せるようになるか」を幻冬舎より出版(重版4回達成)「英語に失敗した大人世代」から大きな共感を得る。

現在は一般企業にて英語を使って働きながら、主にInstagramを通し、学び方についても発信中。その他にも講演会の実施やテレビ出演など。
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