管理者
She’s very good at getting her ideas ____.
(彼女は自分の考えを伝えるのがとても上手い)
A)up B)across
「across」は向こう側に渡るニュアンス
答えは「across」になります。
B)across
She’s very good at getting her ideas across.
(彼女は自分の考えを伝えるのがとても上手い)
まず基本動詞「get」は「モノや状態を手にいれる」ニュアンスです。
「get」のイメージ例文
After a year at his job, he got a promotion.
(一年後、彼は昇進を手にした)
次に「across」は「平面を横切る」感覚です。
「across」のイメージ例文
They’re walking across the bridge.
(彼らは橋を渡っている)
ここで重要なポイントは「across」は横切ることで、「向こう側にしっかりと届いている」というニュアンスが発生するということです。
この二つが合わさり、「get across」となると、「向こう側にしっかりと届ける」感覚になります。
つまり、「(自分の意見、考えなどを相手に)届ける、分かってもらう」意味に派生します。
Ex) She’s very good at getting her ideas across.
(彼女は自分の考えを伝えるのがとても上手い)
他の例文を見てみましょう。
- I hope my point has finally gotten across to you.
(私の要点がようやく伝わったのであればいのですが)
- The politician is trying to get his message across to the voters.
(その政治家は彼のメッセージを有権者に伝えようとしている)
以上、句動詞「get across」について、でした。
ABOUT ME
石川県出身。上智大学法学部国際関係法学科を卒業後、マスコミ業界へ。
その後、学習塾、英会話スクール教室長、大手英会話スクールの本部勤務を経験。その中で、日本の英語教育の「大きな問題点」に気付く。
2017年、脚本賞を受賞した「もしも高校四年生があったら、英語を話せるようになるか」を幻冬舎より出版(重版4回達成)「英語に失敗した大人世代」から大きな共感を得る。
現在は一般企業にて英語を使って働きながら、主にInstagramを通し、学び方についても発信中。その他にも講演会の実施やテレビ出演など。