「horizon」は「水平線」の意味でしょうか、「地平線」の意味でしょうか?
「horizon」の定義
意外に知られていませんが、「horizon」の英英辞書の定義はこうです。
horizon【həˈraɪzn】
:the furthest that you can see, where the sky seems to meet the land or the sea
Oxford Learners’ Dictionaries
そう、「空が陸、もしくは海に出会っている場所」になるので、「horizon」は「水平線」でもあり、「地平線」でもあるのです。
「horizon」は、「水平線」と「地平線」の両方を指す。
また、「horizon」は一本しかないので、必ず「the」がつきます。
というのも、「ほら、horizonが見えるよ!」と聞けば、「えっ、どのhorizonのこと?」とはなりません。全員が同じものを思い浮かべるのは、「sun(太陽)」と同じ。
「horizon」が入った例文を少し紹介します。
- The sun sank below the horizon.
(太陽が「水平線/地平線」の下に沈んだ)
- A ship appeared on the horizon.
(一艘の船が水平線上に現れた)
- We sailed toward the horizon.
(私たちは水平線に向かって出帆した)
以下、空に関する名詞を一覧で紹介します。合わせて確認してみて下さい。
「空」に関する名詞一覧
sky【skaɪ】
:空
rainbow【ˈreɪnboʊ】
:虹
(=【rain(雨)】+【bow(弓)】の複合語です。「雨あがりの弓」の意味)
cloud 【klaʊd】
:雲
vapor trail【ˈveɪpər treɪl】
:飛行機雲
その他にも「contrail」や「jet trail」などとも言いますが、名称を知らないネイティブも多いです。
Northern Lights【ðə ˌnɔːrðərn ˈlaɪts】
:オーロラ
(「aurora borealis」とも呼ばれます)
北半球のオーロラは「Northern Lights」で、南半球のオーロラは「Southern Lights」です。
以上、空に関する名詞一覧でした。
ABOUT ME
石川県出身。上智大学法学部国際関係法学科を卒業後、マスコミ業界へ。
その後、学習塾、英会話スクール教室長、大手英会話スクールの本部勤務を経験。その中で、日本の英語教育の「大きな問題点」に気付く。
2017年、脚本賞を受賞した「もしも高校四年生があったら、英語を話せるようになるか」を幻冬舎より出版(重版4回達成)「英語に失敗した大人世代」から大きな共感を得る。
現在は一般企業にて英語を使って働きながら、主にInstagramを通し、学び方についても発信中。その他にも講演会の実施やテレビ出演など。