「私の趣味は写真を撮ることです」を英語にすると?
管理者
「to do…」と「…ing」の感覚の違い
まず、「写真を撮る」行為は「take pictures」で表現できます。
そしてこれを「写真を撮ること」と名詞にするには、「to take pictures」と「taking pictures」の二通りの表現方法があります。
学校では「どちらも同じ」と習った方も多いとは思いますが、もちろん両者には違いがあり、場面によって使い分けないといけません。
未来志向の「to do …」の例文
Someday I want to study abroad.
(いつか私は留学したい)
もちろんこれは、「I want studying abroad.」とは言えません。というのも、まだ留学はしておらず、これからのことのため、「to do …」を使います。
既に行われている感覚の「…ing」の例文
The rich enjoy traveling around the world.
(富裕層は世界中を旅することを楽しんでいる)
今の場合、行為はもう行われています。というのも、行われていなければ楽しめようもないからです。そのため、「enjoy」の後は「…ing」形になります。
このように、「to do」と「…ing」はニュアンスに違いがあります。これから行うのか、それとももう行われているのか。
そのため、答えはこうなります。
「(将来の)夢」に関しては「to do …」で表現する
一方、「私の夢は…することです」の場合は「to do …」で表現します。
「My dream is to do …」の例文
My dream is to become a scientist.
(僕の将来の夢は科学者になることです)
当然ですが、将来の夢は「これから成し遂げるもの」です。そのため、夢は「to do …」で繋ぐのが、ピッタリな感覚になります。
このように「趣味は…することです」「夢は…することです」と、日本語であれば感覚は変わりませんが、英語には違いがあります。
ニュアンスを大事にしつつ、英文を作っていきましょう。
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