和製英語(工事中)

日本人がよく間違う文章(Answer Key)

管理者

こちらは、「日本人がよく間違う文章」のAnswer Keyです。

覚えたら、フラッシュカードへどうぞ。

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Answer Key

He’s taller than me.


彼は私よりも、背が高い。
(この場合「than I」ではなく、「than me」でネイティブは表現します)
▶︎本来、「He’s taller than I (am).」だったところを、「最後に主格(「I」や「she」など)を置くのは違和感がある」、「”than”を前置詞として見るようになってきた」などの背景から、「than me」で表現するようになりました。そのため、「than I」にすると、古臭く、そして堅苦しく響くようです。

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He’s as tall as me.


彼は私と同じくらいの身長だ。
▶︎この場合も、「as I」でネイティブは表現しません。

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The Yankees beat the Astros.


ヤンキースはアストロズに勝った
1)「The Yankees won the Astros.」とは言いません⚠️「won(win)」を使う場合は、「The Angels won the game against the Astros.」とし、「win the game」で使います。
(立場を逆にすると、「The Angels lost the game against the Astros.」になります)
2)「win」の目的語は「試合」「選挙」「レース」「戦争」などで、人や対戦相手、対戦チームなどには使えません。

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This perfume smells of flowers.


この香水は花の匂いがする。
▶︎「This perfume smells flowers.」とは言いません⚠️「〜の匂いがする」と名詞を繋げる場合は「smell of …」と、「of」を挟みます(「of」の代わりに「like」も使えます)

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My clothes smell of smoke.


自分の服がタバコ臭い。
▶︎同じです。「smell of …」で「…の臭いがする」の意味です。「My clothes smell smoke.」はNGです。

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Tomorrow is Thursday.


明日は木曜日だ。
▶︎未来のことであっても、決まりきったことは「現在形」で表します。そのため、「Tommor will be Thursday.」とは言いません。こうした、「揺るぎない事実、真実」は現在形との相性がいいです(例えば、「The sun rises in the east.」など)

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This is delicious.You’ll like it.


これは美味しいから、きっと気にいるわ。
1)「very delicious」とは、表現しません⚠️そもそも「delicious」は「最高に美味しい、とびきり美味しい」という意味であり、「very」のニュアンスが入っています。そのため、「very delicious」では意味が重複してしまいます。「delicious」は「美味しい」ではなく、「とびきり美味しい」で覚えた方が混乱しにくくなります。
2) また、「delicious」は疑問文の形で使いません(「美味しい?」と聞く場合、「Is it delicious?」ではなく、「Is it good?」などで聞く)否定文も同様で、美味しくなければ、「This isn’t delicious.」ではなく、「This isn’t good.」などで表現します。

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Don’t you drive?
No, I don’t.


運転しないの?
うん、しないの(×「Yes, I don’t.」)
▶︎日本語だと「はい、しません」と考え、思わず「Yes, I don’t.」と答えがちになりますが、それだと相手が混乱してしまいます。英語は「事実の判定」で文を組み立てるため、運転するかどうか「Yes/No」で考え、「No, I don’t (drive.)」で返します。

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I’m going to Kanazawa this summer.


今年の夏は、金沢に行くつもりなんだ。
▶︎「in this summer」としがちですが、「this summer」の場合は前置詞をつけません。というのも、「this、last、next、every」などがついた場合、副詞句となるため、前置詞は不要となるからです。

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I lost weight.


痩せたの、私。
1)よく「I lost my weight.」と所有格をつけがちですが、そう言うと、自分の体重がなくなることになり、不自然になります⚠️
2)「3キロ痩せた」なら、「I lost 3 kilos.」で表現できます。

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I gained weight.


太っちゃった。
1)同じように、こちらも「I gained my weight.」などと所有格を入れません。また、「gain」の他にも「put on」が使えます。
2)「3キロ太った」なら、「I gained 3 kilos.」で表現できます。

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His address is on the back of the envelope.


彼のアドレスは、封筒の裏にある。
▶︎「裏」は「back」です。「backside」はNG(「backside」は「お尻」の意味になります⚠️)
back【bæk】
:the part of a piece of paper, etc. that is on the opposite side to the one that has information or the most important information on it
backside【ˈbæksaɪd】
:the part of the body that you sit on

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The police are looking into the case.


警察はその事件を調査中である。
(「The police is …」はNG)
▶︎「police」は集合名詞のため、「複数形扱い」になります⚠️「people」と同じような感覚です。もしも警察官一人を指したい場合は、「a police officer」で表現します。

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I’m allergic to dust.


ダスト(埃)アレルギーがある
▶︎「be allergic to …」で「…にアレルギー反応がある」意味になります。日本語から直訳して、「I’m dust allergy.」とするのはNGです⚠️

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I was able to find some useful books in the library.


図書館で、役に立つ本を数冊見つけることができた。
▶︎この場合、「I could find …」にすることはできません⚠️
(「可能性」の「can」の過去形「could」だと、「見つけようと思えば、見つけることができた」という意味になり、実際に見つけたかどうかについては言及していません。そのため、「(実際にやって)できたこと」であれば、「was/were able to do …」で表現します。これだと、実際に見つけることができた、という事実が伝えられます。

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Do you know where my book is?
It’s on the shelf.


私の本、どこにあるか知っている?
棚にあるわよ。
▶︎返し方に注意です。この場合、「there is …」を使って、「There’s it on the shelf.」とは返せません⚠️
(というのも「there is …/ …がある」という構文は、「There is a book on the shelf.」など、会話の中で新しく出てきたものに使います。しかし今の場合、もう「my book」と情報が出てしまっているので、この場合は「my book」を「it」に変え、「It is …(前置詞句)」で表現します)

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This lake is deepest here.


この湖は、ここが一番深い。
❌「This lake is the deepest here.」
▶︎最上級は通常、「the 形容詞+est」で表現しますが、それは他との比較対象がある時です(Ex/ He’s the tallest of the three. / 三人の中で彼は一番背が高い)しかし今の場合、比較対象がなく、「(一つのものの中で)一番〜である」を言いたい場合は、「the」を必要としません。

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I’m happiest when I’m singing.


歌っている時が一番幸せ。
▶︎同じく、比較対象がないので「I’m the happiest …」と「the」をつけずに表現します。

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When I was in high school, I belonged to a basketball club.


高校時代、バスケットボール部に所属していました。
❌「When I was in high school, I was belonging to a basketball club.」
▶︎所属を表す動詞の「belong」は、「know」や「like」のように半永久的に続く状態を表す動詞のため、進行形では使いません。「所属している、所属していた」などの日本語訳に釣られて、「be …ing」形にしないよう、注意です⚠️

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フラッシュカードで口頭練習

絵を見て、英語が出てくる状態になったら、フラッシュカードへどうぞ。

  1. 絵と一緒に、発音を聞いて、何度も声に出して覚える
  2. ある程度言えるようになったら、フラッシュカードにチャレンジ。
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ABOUT ME
金沢優
金沢優
英語講師、小説家
石川県出身。上智大学法学部国際関係法学科を卒業後、マスコミ業界へ。

その後、学習塾、英会話スクール教室長、大手英会話スクールの本部勤務を経験。その中で、日本の英語教育の「大きな問題点」に気付く。

2017年、脚本賞を受賞した「もしも高校四年生があったら、英語を話せるようになるか」を幻冬舎より出版(重版4回達成)「英語に失敗した大人世代」から大きな共感を得る。

現在は一般企業にて英語を使って働きながら、主にInstagramを通し、学び方についても発信中。その他にも講演会の実施やテレビ出演など。
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