日本語に切り替えず、英語のまま理解する
オススメ教材・ソフトなど

【オススメ英語教材】『Oxford Picture Dictionary』の使い方

言葉は「目に見える名詞」から生まれる

『Oxford Picture Dictionary』の具体的な使い方を紹介します。

さて、私たちが国内にいながら、英語を話せるようになるためには、身につけてきた様々な「常識」を覆さないといけません。

まず、「ネイティブの言語習得」の過程を、このシーンからチラリと覗いてみましょう。

まず彼らはこうやって、英語を育んでいます。

Poor old Fox Has lost his socks.

絵本にはこう書いてあります。もちろん彼らは、日本語など知りません。

そのため、彼らは「絵の中」に、意味を見出します。「Fox」や「his socks」に当たるもの。それらは絵に描かれているはずです。

こうして、まずネイティブの子供たちは「目に見える名詞」を強烈に、感覚で残していきます。そして私たちが習得に苦労する「単/複数系、冠詞の概念」も、パターン数でカバーしていく。

そして大人はその後ろで、英語の発音で「音」を伝えます。子供は文字が読めないのですから。もちろん、カタカナ発音など存在しません。

こうして、「poor」「old」などの形容詞、「(has) lost」などの動詞などのニュアンスを「名詞」に被せていきます

言葉は、まず「目に見える名詞」を「軸」に展開される。言葉の出発点は、まずここ。

ちなみに私がSNSに使っているイメージの中には、必ず「名詞」が組み込まれています。

というのも、形容詞や動詞を説明する時に、必ず入ってきてしまうのです。なぜなら、それがないとそれらが説明できないからです。

「sprinkle」を説明するなら、「sprinkleするなもの(salt)」がある。「on」を説明するなら、「onしているもの(the watermelon)」が存在する。

動詞や前置詞などを一語だけで覚えていくと、頭の中に「使い物にならないもの」が溜まっていきます。それはガラクタと変わりません。

言葉の習得には、正しい、破ってはいけない順番がある

私たちが日本語を話せるようになったのは、正しい過程を辿ったからです。

「ママ」「パパ」「ごはん」「みるく」「おなか」

まずは、これです。身の周りに、どっしりと「名前をつけていく」

そして「目に見える」ということは必然的に「身近なもの」に限られてきます。そして、それを「使い」、言葉は育まれていきます。ここに感覚を被せていく。名詞を「運用」していく。

ごはん、おいしい」「みるく、あったかい」「おなか、いたい」

そして成長とともに、言葉が洗練されていきます。

「ねえお母さんお昼ごはん、先に食べていい? もうお腹がペコペコ」

このように、言葉のスタートは「名詞」になっているはずです。

ちなみに上の黒字部分を抜くと、言葉が浮遊するでしょう。「何が?」「何を?」になる。名詞は「重量」を持ちます。

ふと、自分の周りを見渡して下さい。名前は知らないものはないでしょう。

では、次にそれらを「英語で」呼んでみて下さい。

恐らく、激減するはずです。

日本人が英語を話せないのは、英語で生きてこなかったから当然のことです。言語習得の過程が、正しく組み込まれていませんでした。

まずは身の回りの「名詞」から覚えよう

まずは目に見えるものを覚えていきましょう。そしてそれを音に出し、何度も「呼ぶ」ことが、「言語の一歩目」です。

「Pictuer Dictionary」を使い、「これを英語で何と言うんだろう」という学び方をしていく。

『OPD』を覚える時の注意事項

イラストだけを覚えてしまわないこと

例えば、「pencil sharpner」は覚えたのに、自分の筆箱にある「pencil sharpner」を英語で呼べなかった場合、それは「お勉強」で終わってしまっています。

生活に英語を見出すための、イメージで覚える、です。これ一冊を覚えて、実生活に英語を浮かび上がらせようとしなかった人は、もったいないことになっています。

「何度も」声に出すこと

「知っている、呼べる」だけでは、まだ使い物になっていません。

私たちが、眼鏡を見て、すぐに「メガネ」と言えるのはノートに書いて覚えたからではなかったでしょう。今までに何度も「口に出して、聞いて、覚えた」はずです。

もしも国内にいて、話者を目指すのであれば、眼鏡を見て「glasses」と何度も呼んで感覚を付けるしかありません。

口にすれば、自分で「聞く」もできます。ダブル効果があり、ここに言葉が宿っていきます。

「自分の身近なもの」から優先すること

とにかくこの辞書のボリュームは多いです。すべて覚えるのは不可能ですし、身近にないものを覚えてもすぐに忘れていってしまいます。

この学び方のコンセプトは「自分の日常」に英語の音をつけていく、というものなので、いつも「自分が目にするもの」から優先して下さい。

また、それはこのHP内のフラッシュカードも同じです。「自分が覚えたい」というものから優先して取り組んでください。

やればやるほど、頭と口、耳が揃ってきます。

頑張って、「英語の記憶」を、日常に被せていきましょう。

教材の発注はこちらから

こちらが第三版で最新のようです。

また、オーディオCDもあります。

その他、これ以外にも沢山の「イラスト+音+英語」の辞書がありますので、良ければ書店で見てみて下さい。自分に合ったものを選ぶのがいいと思います。

「英語」という「教科」を、「言葉」に変える


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