この時代、やはり親なら一度、導入を考えてみて下さい。

日本人はなぜ英語に失敗し続けているのか?
今回、オススメするのは、「ディズニー英語システム」です。
さて、なぜ日本人はこれだけ英語を勉強しているのに、「聞く・話す」がこの時代でも苦手とし続けているのか。
一言で言うなら、日本人は誰も彼も、小中高で英語を「日本語の常識で捉える」よう、癖づけられたからです。

「え?」となる方もいらっしゃると思いますが、例えば今の大人の方はその昔、「be動詞(is, am, are)」を「です、ます」で習った人はいないでしょうか?
少なくとも、私の場合はそうでした。テストにも出されました。

しかし、自分の中では違和感でしかなかったのです。
というのも、「I am a boy.」が「私は一人の少年です」は、まだ分かるのですが、
それなら、「I like soccer.」が「私はサッカーが好きです」の場合、なぜ「am」が入らないのか。
おかしいとは思いませんか?
なぜ「be動詞=です、ます」で習うのに、都合よく存在を浮き上がらせたり、消したりできるのか。
今なら、その意味がよーく分かります。
そう、「be動詞=です、ます」は大ウソだったのです。
単純に考えれば分かりますが、英語に「です、ます」があるわけがありません。それは「日本語のお話」です。
しかし、当時の先生の気持ちも、同時によーく分かります。
というのも、「I=私は」 「a=一つの、一人の」 「boy=少年」と割り振っていけば、「am」が残ってしまうのです。そのため、必然的に「be動詞=です、ます」と割り振られてしまう。
その時代は、こうした学び方が「英語教育の主流」でした。
(ただ残念ながら、この学び方は今でも残り続けています。ひとまず、今でも「be=です、ます」という教え方をする先生には、英語を習わない方がいいでしょう。後で「音」に苦しむことになるはずです。「聞く、話す」に困るはずです)
この教え方は「英語→日本語」が「ゴール」である勉強であれば、別に構わないのです。つまり、「翻訳家になるための勉強」です。
しかし、「英語を聞く、話す」時になると、この学び方が「首を絞める」ことになってきます。
「聞く」のであれば、「英語→日本語」を頭の中でいちいち行い、日本語順に並び替えないといけなくなります。
果たして現実問題、それができるのかどうか。
加えて、これに「音を拾う」という作業も、同時にしないといけません。
ご存知のように、英語と日本語は「音」が全く違います。よく言われる「R」と「L」はもちろん、母音の数も全然違う。
もちろんこれを、学校で集中的に習うのであれば問題はありませんが、学校には「英語の音を聞く、真似る」というカリキュラム自体、存在しないのです。そして、教えられる人もいません。
こうして、学校で指導するのは、昭和以来、今でも「文法教育」がメインです。「音の教育」は無視し続けています。「日本の英語教育とは、そういうものだ」となっている。

加えてですが、あろうことか、学校ではローマ字を先に習わせるのです。英語の音と文字の結びつける「フォニックス」自体、ない。民間に丸投げしています。
これは、由々しき問題です。もう致命的、と言ってもいい。
日本人が英語の音を正しく拾えなくなったのは、ほぼこのせいです。
公教育で「英語の音を、日本語の音に組み替える教育」を受けてしまった。
そしてここに、「意味」も日本語で理解するよう、癖づけられています。つまり、「和訳教育」です。
大人の皆さんは、英文を「後ろから振り返って、日本語にする」よう、学校で習われませんでしたか?

こうした教育を受けてしまうと、英語を話す際は必ず、「日本語→英語」をしないといけなくなってきます。つまり、「英作文」のスキルが必要になります。
しかし日本語と英語は、上の文章でも分かるように、ほぼ「真逆の構成」になります。
そのため、英語を話すためには、一度頭の中で組み立てた日本語を、真逆にしながら切り替えていけなくなります。

日本人が「英語が聞けない、話せない」のは、こうした「物理的な問題」です。「聞く、話す」ための英語教育が施されてきていない。国家レベルで、極めて「非効率的」な学び方を採用しているからです。
加えてですが、仮に日本語から英語に変換しても、それが自然な英語表現なのかは、また別の話です。
これが「日本人の笑われる英語」などと、日本人が成人になってから、何度も何度も英語をやり直している大きな理由です。
見てみて下さい。これが今でも引き継がれている、「日本の英語教育の終着地点」です。皆さん、「言語の切り替え」に困っていませんか?
そう、頭に浮かんだ日本語が、英語にできないのです。それが、「英語が話せない」という現象です。受験やTOEICの後、「聞く・話す」に苦しんでいる大人たちを、今まで数え切れないほど、見てきました。
この時代の「唯一の抜け道」
それでは次に、この動画を見てみて下さい。
ご存知の方も多いかと思いますが、彼は岡山県在住の川上拓土くんです。
ディズニー教材を使われ、小学校6年生の段階で英検1級を取得しました。しかも、二次試験は満点です。
見てお分かりのように、彼の頭の中は「日本語⇄英語」の切り替え作業が一切ありません。英語を英語のまま理解し、発話にまで繋げています。
上の日本人のビデオと比較してみると、「頭の中の構造」が全く違うことが分かります。
どちらも同じ日本で育ち、どちらも英語を学んできているのに、英語との「出会い方」が全く違うだけで、こんなに「大きな差」が生まれてしまっているのです。
音も意味も日本語に矯正する「日本の英語教育」を、拓土くんは受けていないからこそ、ここまで英語を伸ばすことができている。
しかし残念なことに、この教育は日本ではほぼ、受けることができません。

できるのは、インターナショナルスクールのみです。そう、インターでは「日本語にしなさい」などという指示は出ないからです。
ネイティブ教師ができませんし、そもそも英語を日本語にさせる理由が、何一つありません。
もちろん、インターに行けるに越したことはないのですが、当然ながら学費も高いですし、近所にあるかどうかは分かりません。倍率だって、高いでしょう。
では、どうすればいいかというと、家でその環境を作り上げるしか、方法はありません。
つまり、ディズニー教材のようなボリュームがあり、ネイティブの音もしっかりあり、かつ体系立てられた教材一式が、どうしても必要になってくるのです。
ちなみにこちらは、宮崎県在住の東野虹恵ちゃんです。今の時代、こうやって育てていくのが、正解です。音も意味も、英語のまま捉えていく。
「ええー、うちはまだ英語はいいよ。お金も高いし、面倒だし」
もちろん、そう判断される方もいらっしゃるでしょう。
しかし残念ながら、この「英語を英語のまま学ぶ」という「母国語形式の魔法」は、幼い時しか掛からないのです。
小学生高学年になってしまえば、日本語が発達しすぎて、「全て日本語の音と意味で捉える頭」になってしまっています。
そうすれば必然と、一番上のビデオのような日本人になります。少なくとも、川上拓土くんのような「英語の天才」への道はもう、断たれたと思って下さい。
たとえなれたとしても、とんでもない時間とお金と労力が掛かるでしょう。後で必ず後悔します。
そして、この時代、「英語ができるできない」で受験はもちろん、将来の年収も全く違ってきます。
そのため、私はこの教材が高いとは、全く思いません。
むしろ、それで川上拓土くんや東野虹恵ちゃんのようになれる道ができるのであれば、安いくらいです。
本来ながら、言語とはその言葉が使われている土地に移り住み、長年かけて育むものです。
それをリビングルームで済ませられる、というのですから、引っ越し費用も考えると、かなり割安です。
もちろん、誰もが使いこなせる保証はありません。子供によっては合う合わない、があります。「親の協力」だって必要です。
ちなみに、川上拓土くんのお母様が、どうやってディズニー英語を使って話者に育てたのかは、こちらの本を参照されて下さい。読めばお分かりになると思いますが、苦労と試行錯誤の連続です。
それでも、その「リターン」は大きいです。トライする価値は、絶対にあります。
子供をお持ちであれば、または生まれる予定があるのであれば、早めにサンプルを取り寄せてみて下さい。
また、兄弟や姉妹がいらっしゃるのであれば、絶対にトライすべきだと思います。一緒になって英語で遊んでくれたら、ラッキーなのです。
また、今回のお話は私の「もしなる」や「もしなる2」をお読み頂ければ、より腑に落ちると思います。カウンセリングでも、詳しくご説明しています。
サンプルはこちらから、どうぞ。どうかお子さんに、「機会」を与えてやってみて下さい。
