英語という「教科」から、英語という「言葉」へ

カウンセリング・講演会

「もしなる」をお読みになられて

さて、「もしも高校四年生があったら、英語を話せるようになるか」をお読みになられて、いかがでしたでしょうか。

なぜ今まで英語が話せなかったのか、どうしたら話せるようになっていくか、うっすら道筋が見えられましたでしょうか。

ただ、実際にどう勉強していけばいいのか、どんな教材を使えばいいのか、どれくらい時間が掛かるのか、イメージできないかもしれません。

これに関しては、本編にも書きましたが、人によりけりです。というのも、その人の英語のレベル、ゴール、環境、それぞれ違うからです。

私は小さな英会話教室から大手のスクールまで、講師やスタッフとして、沢山の人を見て参りましたが、誰一人として同じだとは思いませんでした。

色んなやり方があります。海外ドラマや映画から学ぶ、英作文を極める。この時代、情報が溢れています。もちろん、私のものもその一つです。

そして、断言できるのは、「そのやり方に納得して続けられている、上達を実感できている」がなければ、継続は難しいということです。

つまり、「やり方」が本人とマッチングしなくては、国内では絶対に「話せる」ようにはなりません。

というのも、どんなやり方でも、「継続して数年続けること」に、語学の成果はあるからです。それが証拠に、「数ヶ月でペラペラになった」という人を、広告以外で今まで見かけたことがないでしょう。

言葉は「数ヶ月で仕上げるもの」ではなく、「時間をかけて、だんだん上手くしていくもの」です。野球やピアノと同じで、終わりなどありません。やればやるほど上手くなるものです。

カウンセリングについて

そのため、困られている方には、個別にご相談に乗っています。

また、この2年半、「もしなる」を出版してから、新たに色んなことに気づきました。「もしなる」はほんの序章でしか過ぎませんでした。次作を書いているのは、そのためです。

結局ですが、私たちが苦しんでいるのは、今まで学校で学んできた英語のやり方が、「話せる」と外れていたところに、全ての原因があります。

日本人全体が、(小)中高と、「英語を話す」とは全然別のことをしてきて、卒業してからもずっとそれを継続している。例えネイティブのレッスンを取っても、です。勉強時間が「話せるスキル」に一向に反映されない。そのやり方から逃れられない。

私は一人の英語学習者として、そして英会話講師として沢山の生徒と向き合ってきて、日本人の英語に何が起きてしまっているのか、全て気付いています。

そして私自身、色々と試してきました。人の何倍も失敗してきました。人の失敗も見てきました。何年も勉強してきたのに、全く話せなくて、目の前で泣いた方もいました。

カウンセリングでは、私が見てきた、その数十年に至る経験、失敗談や成功談などを、時間は制限せず、皆さんが納得するまでお伝えして、今までの学び方の問題点を炙り出します。

皆さん、大人になってから、本当に英語で苦しんでいます。本来、「話す」は覚えて口にするだけの単純作業なのに、全員「言語の変換」に苦しんでいる。

そしてカウンセリングでは、「たとえ日本語訳ができても、それは理解でも何でもない。ただ、日本語に振り分けただけである」ということを、まず理解してもらいます。「訳せる」は「理解」ではありません。そして「理解」していなければ、「使える」わけもない。

きっと、今までの英語学習が「話せる」に繋がっていなかったことこのまま続けても話せるようになるわけがなかったこと、全然別のことをしていたこと、そして今までスクールに通っても何一つやっていなかったことが分かり、呆然とされるかもしれません。

ここを認識せずに進めても、今後ずっと「英語と日本語の堂々巡り」になり、「英作文」と「フレーズ集暗記」で苦しみ続け、向上するのは筆記試験のスコアだけになるはずでしょう。ずっと「Would you…?」や「May I…?」、「wanna」などの小手先テクニックで終わります。

「英語を話せる」とは何なのか

さて、皆さん、「英語を話せる」とは何でしょうか。こう聞くと、日本人は「いつも話している日本語を、英語に変換できればいい」と考えます。

この図式に、何の問題もなさそうに思えます。

しかし、そんなことをしているネイティブなど、一人もいません。だから、誰でも話せます。それがたとえ幼児であっても、です。

このおかしな現象に気づかないまま、従来の英語教育を受け続けるのは、あまりにも危険です。特に、この現象を全く疑問に思ったこともない人からむやみに、「この英語はなー」と教わるのは、とても危ない。

多くの日本人のように、「英語が話せない、聞けない」という事態に陥り、最終的には「一言フレーズ集」に行き着いてしまいます。

言葉の本質は「音」です。「apple【ˈæpl】」を「リンゴ【ringo】」に変換して覚えた時点で、言葉として挽回するのはかなり厳しくなります。「違う音」を植え込んでしまっている。物理的に聞けなくなります。

そして、上の「日本人の思考」には、実は大きな欠陥があります。そしてカウンセリングでは、この図式を全てひっくり返し、「正しい図式」をお見せします。

今まで英語を学び始めてから年単位で、学生時代から抱いていた英語への違和感が、気持ちいいくらいに氷解するはずです。「腑に落ちた、もっと早く聞きたかった」と皆さん言います。

ちなみに、私とお会いした方のメッセージがこちらです(本人に了承を頂いております)。

そう、これで良いのです。

そして、これに関しては、対面でしか伝えられません。記事には書けないのです。話している中で、自分で気づいて、キッカケを掴んでもらわないといけないからです。

以下が、カウンセリングでお話する内容です。

  1. なぜ日本人はいつまで経っても、英語を話せるようにならないのか。「誰」が、「何」を使って、話せなくさせているのか。
  2. 言葉とはどうやって紡がれるのか。どういうメカニズムとプロセスで、私たちは日本語を話せるようになったのか。「言語の鍵」はここにあります。
  3. 日本語をどうやったら抜けるのか。英語脳とは何なのか。その実践方法とは。
  4. 今後の勉強方法について。

特に鍵になるのは❷、そして特に❸でしょう。この世に「英語の知識やフレーズ」を教える人は無数にいても、これを伝えている方は、私が知る限り、数人しかいません。これはネイティブ講師には絶対にできません。

そして、「頭の中の日本語回線を完全に停止させ、英語回線に切り替えるやり方」をお伝えします。カウンセリングが終わる頃には、英語脳と日本語脳が「切り分けられる」ようになっています。

そしてきっと今後も、英語の勉強方法で悩む時が多々出てくるはずですが、一旦「日本語を抜くコツ」さえ覚えてしまえば、あとは口を動かすだけだ、のステージに戻れます。

英語が心から好きな方、お子さんが将来「英語難民」になって欲しくない方、そして「もしなる」に共感された方は、お気軽にご連絡をください。

対面の場合は都内になりますが(後ほど場所をメールでお伝えします)、Skypeでも受け付けています。

カウンセリング

  • 約4〜5時間ほどになります。英会話・教育業界を長年渡り歩き、沢山の英語学習者とお会いしてきて、ようやく辿りついた真実、経験、失敗談、成功談などを全てお伝えします。
  • 土日、平日、どちらでも構いません。時間帯は、お昼〜夕方までの間になります。
  • ご希望によっては、2回に分けることもできます。一度実践されてみて、その結果報告なども含めて、一週間後ほど後で、再度お話をします。現在のところ、追加料金は頂いておりません。
  • 子育ての過程で、英語をどう教えたらいいか、についてもお話します。
  • 料金は2万円で承ります(学生さんは一万五千円)。納得するまでお話しますが、延長料金は一切、要りません。また、料金は今後、値上げ予定ですので、お早めにどうぞ(一度、大幅に値上げしました)。
  • 特典として、「note」で有料販売しているものを、今なら無料でお渡ししています(今後、有料になるかもしれません)。また、先に「Sesame辞書の使い方」をお求めになられた方は、その差額を返金します。
  • 今、お使いの英語教材などをお持ち下さい。
  • 時間の都合上、一月に「10人まで」しか、対応できません。

講演会について

また、カウンセリングのご縁から、今までに何度も大学や市民ホールなどで、講演をさせて頂きました。

『もしなる』の続きを聞かせてほしい、日本人の英語の学び方が時代に合っていないことを大多数の場で見せて欲しい」という方がいらっしゃいましたら、お気軽に声をかけて下さい。

講演会

  • 対象はどなたでも結構です。今まで教職員の方や、主婦の方たちに受けて講演をしてきました。
  • 日本人の誰もが100年以上も気付いていない、「最大の盲点」をお見せします。
  • 一度、私とお会いになり、話を聞いて頂いた上で、ご依頼されることをお勧めします。

学校関係者、塾の関係者の方へ

さて、私へのカウンセリングに、学校の先生方もよくいらっしゃいます。この場合、若い、教育熱心で、今の英語教育に疑問を抱えていらっしゃる方がほとんどです。

受験が大事なのは、よく分かるのです。私も数年前まで、塾で受験生を長年指導していたので、「話せるかどうか」以前に、受験を突破するために英語を使わないといけないのは、重々承知しています。

しかし、それはやはり「大人の事情」でしょう。子供たちが、好きで選んで決めたわけではない。そして子供たちは必死に今の英語を勉強していれば、いずれそれが、「話せる」にも繋がると信じています。しかし、この想いは数十年以上、裏切られ続けています。

ハッキリ「別物だ」と言ってあげないと。そして、「話せる」道をつけてあげておかないと。

そうしないと、学校英語を永遠に「延長」してしまう。

お気付きでしょうが、今の大人が英語難民になっているのは、ほぼ英語の先生たちのせいです。明治時代から、学び方を一つも変えていないのですから、当然の結果。

その昔、自分が学生時代だった時に教わったやり方で、今、子供たちに教えている。そうすれば、同じものが出来上がるのは必然でしょう。

やはり、ここに責任や疑問を持たないと。「受験システムがー、部活がー、しがらみがー」。そんなのは、どうでもいいでしょう、子供たちにとっては。彼らは従うしかないのですから。抗うのは先生、大人たちがしないと。

ちなみに、今の子供たちが将来大人になって、聞き流し教材などに騙されて苦しんでいる姿が容易に想像できませんか?ほぼ全員、散財などをして、苦しむことになるのですが、いいのでしょうか?それでも「自分には関係ない」と言って、今のまま教え続けますか?

将来、英語が子供たちの将来の「足かせ」になるのであれば、すぐにでも行動に移さないと。だから私は職を辞め、「もしなる」を書きました。もう、日本人が大人になってから苦しむのを見たくないからです。

ちなみに若者たちはネットで、誰か知らない人に「英語を話せるようになる方法」を聞いています。探しています。Twitterで「英語 話せる」で検索されてみて下さい。悲痛な声や願望が、怪しげな広告と一緒に渦巻いています。そう、「次の道」がついていない。

国内の受験にしか通用しない「クソッタレな英語」を教え続けていて、今の時代、何の意味があるでしょうか。

ただ、ここで一点、私が擁護をしたいのは、「英語の先生が話せないから、子供たちは英語を話せるようになるわけがない」という馬鹿げた理論です。

というのも、日本人は「英語がペラペラなネイティブ講師」に習っても、話せるようになっていませんので、この時点で、この理論は破綻しています。

これは「もしなる」にも書きましたが、言葉は伝染しません

言葉とは、自分で口を動かし、その場その場で考え、十分な年数をかけて、育んでいくものです。チョコレート菓子のように、人からもらうものではない。

考えてみましょう。

私たちが中高時代に習ってきた英語の先生たちが、もしも英語がペラペラだったとしたら、私たちは今頃ペラペラでしょうか。

いや、何にも変わっていないでしょう。

野球部の監督と同じです。監督がどれだけ野球が上手くても関係がありません。なぜなら、実際にプレーするのは野球部員たちだからです。一人一人が、体を動かさないと。

では、監督が適切な練習メニューを毎日のように出して、適切なフィードバックをし、数年に渡り、マネジメントできたらどうでしょうか。

部員たちは、きっと上手くなるでしょう。先生が何万回バットを振っても意味がないの。繰り返し繰り返し、子供に振らせないと。

子供が将来、英語の話者になるかどうかは「指導者の英語力」でなく、「指導の方向性」で劇的に変わってきます。ここに気付いておらず、教師に資格試験のスコアを強要している時点で、国には何の期待もできません。

今まで通りの指導をされたら、生徒が受験の後、確実に苦しみます。そしてもうその結果は、十分に証明されています。

本来、「英:日」の単語帳は、生徒に渡してはいけないのです。

なぜなら、その道の行き着く先は、便利フレーズ集の丸暗記になってしまうからです。

単語帳だけで学ぶと、「1+1=2」の答えは書けるのに、「1+2」ができなくなる人間になってしまいます。式(英:日)の丸暗記は「想像力の翼」をもぎます。英語を聞いても像が浮かばない、像が出ても英語で表現できない人間になります。

そして、もう一つ付け足すのであれば、子供が英語を話せないのが、もしも今の先生のせいだとしたなら、その先生だって「英語の話せない先生」に習ったのです。そしてその前の先生も、英語を話せない先生に習っています。

そう、この国には「英語を話せるようになる」教育が施された形跡がないのです。だから、そこを責めても意味がない。責任の矛先を散らしているだけ。

日本人が英語を話せないのは、教師の英語力のせいではなく、教師が明治時代より何代にも渡って「話せなくなる英語教育」を施している、スピーキングやリスニングをネイティブ講師や環境に丸投げしている構図に全ての原因があります。

本当に考えてみて下さい。

今教えているやり方で、子供たちは将来、英語を話せるようになるのでしょうか。英検やTOEICに走らせれば、英語で報われるのでしょうか。

子供たちは、そうなると信じています。

ただ、ここで一言だけ、「紛れもない、ある事実」をお伝えさせて下さい。

私が今までに経験してきたスクールには、英検やTOEIC高得点が取れているのに、英語が全く話せない人たちで溢れ返っていました。

そして、話せるようになる方法が分からず、大金を払い、ボロボロになりながら、挫折していきました。

子供たちは将来、こういう人間にならないでしょうか?

それを救うために、私はあの物語を描きました。

よければお問い合わせフォームより、お気軽にご連絡ください。

「もしなる」の主人公、桜木真穂のような生徒想いの先生は、子供たちのために私によく会いに来てくれています。ちなみにこちらは、私とお会いした方が書いて頂いたメッセージです。

教材開発者の方へ

こちらをお読みの方で、教材(アプリなど)を作られている方はいらっしゃいませんでしょうか。

私は「ある教材」さえできれば、日本人の英語教育が劇的に上がるものを知っています。そして数年後、誰かが開発をするでしょう。ご興味がある方はご連絡頂けないでしょうか。

恐らく、全ての教材のトップに立つことができ、シェアは世界的なものになると思います。

また、「もしなる」のスポンサーさん、マンガ化など、ビジネスチャンスをお考え頂ける方もお気軽にご連絡ください。権利は私が保有しております。

日本人が学んできた英語は「言葉」だったのか?


完全版・増刷版】は文庫本のみです。
書店、もしくは幻冬舎(03-5411-6222)までお問い合わせお願いします。
電子書籍でも初版版が購入できます。