日本語に切り替えず、英語のまま理解する
be動詞と一般動詞

【Unit 2】be動詞(5)-疑問詞

「疑問詞」とは何か

疑問詞とはよく言われる、「5W1H」のことです。

具体的に言うと、「Where(どこで)」「What(何)」「Who(誰が)」「Why(なぜ)」「When(いつ)」「How(どうやって)」です。

前回、疑問文は日本人にとって、とてもハードルが高い、とお伝えしました。

日本語は「〜ですか?」と語尾をいじるのに対し、英語は「Are you…?」と文頭の語順をいじるので、どうしても対応が遅れます。

そして、ここに疑問詞が絡むと、更に混乱してしまう人が沢山います。

特に子供たちに「疑問詞」を教えていて、今までにできない子が沢山いました。それくらい、日本人にとって、「先天的に苦手」なのでしょう。

ただ、難しく考えすぎで、普通に疑問文さえ作ることができるなら、それほど難しくはありません。疑問詞をちょこんと、一番前に出すだけです。

疑問詞を使った、疑問文の作り方

肯定文

年配の男性が、子供たちと話しています。彼は子供たちのお母さんが、どこにいるか分かっています。そのため、「Your mother is in the kitchen.」と口にできます。

普通の疑問文

今度は死角になって、子供たちの母親の存在に気付いていない設定です。そのため、キッチンにいるのかどうか、分からない状態です。

この場合、普通に疑問文にして、「Is your mother in the kitchen?」と表現できます。頭の「主語と動詞」の語順を入れ替えます。

疑問詞を使って場所を聞く、間違ったパターン

さあ、今度はキッチンにいるかどうかも分からない状態です。そのため、そこを「where(どこ)」に言い換えます。

ただ、ここでよくミスをするのは、「Where is your mother in the kitchen?」としてしまうケースです。もちろんこれはNGです。場所を聞いているのに、キッチンと言っています。これは疑問文を作るときに、よくあるミスです。

疑問詞を使って場所を聞く、正しいパターン

これでOKです。「Where is your mother?」と、分からない情報を疑問詞に切り替え、それを一番前に出します。

「疑問詞」を使った疑問文は、「分からない情報」を疑問詞(5W1H)に切り替えて、一番前に出す。もちろんその後の文は、「be動詞」と「主語」の順番が入れ替わった、疑問文の形を取る。

以下、「Essential Grammar in Use」のP14のBの例文で、その他のパターンを見ましょう。

Where are you from?
Canada.


まず、この肯定文がベースです。カナダ出身。


疑問文にしましょう。もちろん、自分で自分に質問はしませんので、この場合、「Are you…?」します。そして、「Canada」が分からないので、ここを「where」に変えます。


「where」を一番前に出して、完成です。そして、もちろん「Canada」に当たるものを聞いているので、そこは消します。

      🔈

What colour is your car?
It’s red.


まず、これがベース。


疑問文にします。そして、「red」の部分を「what colour」に変えます。


「what colour」を一番前に出し、「red」は消えます。

      🔈

How old is Joe?
He’s 24.


まず、これがベース。


疑問文に切り替えます。そして、「24」の部分を「how old」に変えます。


「how old」を一番前に持ってきて、「24」を消します。

      🔈

How are your parents?
Are they well?


まず、これがベース。「well」は元気な状態です。


これを疑問文に切り替えます。また、「well」は状態なので、「how」に変えます。「how」は状態(どんな)を尋ねる疑問詞です。


「how」を一番前に出し、「well」を消します。

      🔈

These shoes are nice.
How much are they?


ひとまず、値段の設定がなかったので、1万円にしました。これをベースにしましょう。


まず、疑問文に切り替え、次に値段の部分を「how much」に変えます。また、靴は二足あるので、複数形で表現します。


「how much」を先頭に出し、これで値段が聞けます。

      🔈

This hotel isn’t very good.
Why is it so expensive?


「expensive」は値段が高い意味です。このホテルはそんなに良くないのに、高いようです。「so」は形容詞を強調します。「とても」というニュアンスです。


次に疑問文に変えます。ただ、この場合、今までと違って、情報は出ていません。値段が高い理由を尋ねています。そこを「why」で導きます。


これで値段が高い理由が聞けます。「どうしてそんなに高いの?」の意味です。

      🔈

さて、要領が掴めたでしょうか。

お気づきかと思いますが、「How」は5Wと違って、バリエーションが豊富です。「How old…?」「How much…?」など、その後ろに形容詞を伴うことで、どれくらいoldなのか、どれくらいmuchなのか、色々な尋ね方ができます。

これに関してはどれだけ、パターン数に触れられたか、になります。出てきたら、その都度、覚えていきましょう。

疑問詞の省略

さて、「疑問詞+be動詞」も、ギュッと詰まり、短縮されます。

<短縮形>

元の形 変化形
what is what’s
who is who’s
how is how’s
where is where’s

特に問題はないかと思います。以下、例文です。

What’s the time?

      🔈

Who’s that man?

      🔈

Where’s Lucy?

      🔈

How’s your father?

      🔈

疑問文の答え方

次は、疑問文の答え方です。基本はこのような形です。

<Yesの場合>

Yes, I am.
he is.
she is.
it is.
we are.
you are.
they are.

この場合、返す時は短縮しません。

<Noの場合>

No, I’m not.
he’s not.
she’s not.
it’s not.
we’re not.
you’re not.
they’re not.

こうして、主語とbe動詞をくっつけるパターンがあります。

また、こういう形も取ります。

No, he isn’t.
she isn’t.
it isn’t.
we aren’t.
you aren’t.
they aren’t.

主語が「I」の時、「amn’t」にはならないことだけ、注意して下さい。

以下、返し方の例文です。

Are you tired?
Yes, I am.

      🔈

Are you hungry?
No,I’m not.But I’m thirsty.

      🔈

Is your friend English?
Yes, he is.

      🔈

Are these your keys?
Yes, they are.

      🔈

That’s my seat.
No, it isn’t.

      🔈

続いては、一般動詞の説明に移ります。

「英語」という「教科」を、「言葉」に変える


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